先週末、娘が習っているダンス団体のカーニバル(発表会みたいなもの)があったので行ってきました~
娘が習っているのは、『チアリーディング』です。
チアガールたちが跳んだり跳ねたり組みあがったりして応援を行うアレのことですが、娘がやっているのは競技の一種です。
娘は仲良しさんに誘われて、民間企業が小学校の一室を借りて開いているレッスンに一ヶ月半くらい前から参加しはじめました。
なのでまだ数回しかレッスンを受けていません。
それなのに発表会?!と頭の中はハテナでしたが、参加しても参加しなくてもどっちでもよく自由参加だそうで、娘は『出たい』というので出ることになりました。
しかしこの発表会、とんでもなくカネがかかりました・・・・・・・
チアリーディングは、競技服はもちろんのこと、靴・靴下・リボンに至るまで全部『おそろい』にしなくてはなりません。
チアリーディングに誘ってくれた娘の仲良しさんちは極々一般庶民なのに、言われるままにユニホーム代を払っている姿には衝撃を受けました。
こういうとき、カネに糸目はつけないのがオーストラリア流なんでしょうか?(ナゾです)。
そしてもちろん、『そんな高い金は払えない』と言って発表会には出さない親御さんもいました。
私は日本人らしく(?)どっちつかずで、娘が出たいと言っているなら仕方ないか…と泣く泣く支払いをしました(T_T)
払った以上はとことん楽しまねばと思って見に行きましたが、感想は、
『見てもちっとも面白くない・・・・』
でしたorz
こういうのはやっぱり、観客ではなく参加することに意義があるんでしょうね。
娘は目いっぱい楽しんでいたので、まぁそれでよしとします。
で、
『見てもちっとも面白くない』
の大きな原因のひとつは、当日の天候でした。
抜けるような青空の晴天だったのですが、冷たい強風が吹きすさぶ日で、日が陰ってからの吹き抜けの観戦席は寒いのなんのって(><)!!!
私はよく「寒い寒いと言い過ぎ」だと言われますが、本当に寒かったんです。
だってその日は、真冬でもヘソ出し袖なしの服を着ていることの多いブリスベン市民が、寒がってコートを着ていましたからっ!
コートを着ているオージーなんてブリスベンでは滅多に見ることができませんが、ちゃんと持ってるんだなぁと変なところに感心してしまいました。
そして観客席とパフォーマンスの場が離れすぎていて、何をやっているんだかよくわからなかったことも面白くなかった原因のひとつです。
娘がどこにいるのか私には全然わかりませんでしたが、オットは即座に見つけて「あっちにいる」「今度はこっちだ」と教えてくれました。
でも、教えてもらってもなんだかよくわかりませんでした^^;
来年…ということがあるとすれば、今度は双眼鏡とか、望遠付のカメラとかをちゃんと持っていこうと思います。
さて、
発表会はチアリーディングだけでなく、ヒップホップやフリースタイルなどのダンスを交えて行われました。
最初は賞を取ったスゴイ人たちのパフォーマンスで、その後集団発表会という流れでした。
お姉さんたち、むっちゃ寒そうです(><)
でも、賞を取った人たちだけあって元気いっぱい!
それにしてもそういう振り付けなのかなんなのか、どのグループもダンスが全然揃っているように見えませんでした。
ヨーロッパ系の人はシンメトリーが好きで、日本人はアシンメトリーを好む、なんて話を聞いたことがありますが、どうみてもアシンメトリーでした^^;
小さい子のグループに至っては、ダンスの振り付けを覚えていないらしくて先生が見本として横に立って一緒に踊っているのですが、
どの場面を写しても、
必ず誰かしらが、
振り付けを思いっきり間違えていますw
まぁみんな楽しそうなので、それはそれでいいのでしょう。(笑)
9割は女性なのですが、少年たちのグループもありました。
そしてチアリーディングです!
娘たちの初心者グループでは、組み体操のトップは一番かわいい子!なんてことはまったくなくて、単純に体重の軽い(=学年が小さい)子が選ばれているそうです。
娘たちのグループは組み体操に何度か失敗しているようだったので後から娘に聞いてみたら、トップになるはずの5歳の女の子が、大興奮であっちこっち走り回って捕まえられなかった~、などと申しておりました。
本当に、のんびりとした発表会です。(笑)
途中、観客が起立させられました。
何が始まったかというと、あまりの寒さに、「観客も少し体を動かしましょう!」と言われて席でダンスをすることになったのです(笑)
飛んだり、はねたり、確かに身体は温まりましたが、そんなことを行うことは想定していないであろう鉄骨の観客席がゆらゆら揺れて、崩れ落ちるんじゃないかと思ってちょっとドキドキしました~。
では、単純な振り付けなのに全然揃ってないダンスを動画でお楽しみください。w
風の音がビュービュー入っているのがおわかりいただけましたでしょうか?(><)
思い出しただけで寒くなりました~(T_T)
最後の〆は花火でした。
先日の学校行事では大雨のため花火が中止となったので、娘は大喜びでした。
が、花火のカスが強風に乗って客席にガンガン飛んできて、目が開けていられなかったです(><)
最後の最後まで、とんだ一日でした~。
主催側は商魂たくましく、
「今日のこの一生の思い出が映ったDVDを販売しています!」
と何度も言っていましたが、【私のこれまでの人生の中で寒い思いをしたベスト3】に入る日で、確かにある意味「一生の思い出」となりましたとさ。
日本ではありえないだろうな、というオンパレードですね~。
しかし台湾でも似たような感じなので、たぶんワールドスタンダードでは日本のほうが「ありえない」人たちなんでしょうねw
わたしも2人目出産後自分でもびっくりするくらい冷え性になってしまって、家族で波乗りに行くんですがひとりだけがたがた震えているときがあります。
反対に息子は暑がりですごい薄着なのでいつもケンカです。
でもOZたち、特に今の時期はそうなんでしょうが着るものがさまざまで面白いです。上着とビーサンというスタイルは台湾でも見慣れてましたが、こちらでもしょっちゅう見るとは思いませんでした。
▼ろぼこん@ブリスベンさん、
そうですかー、ワールドスタンダードでは日本のほうが少数派ですか・・・<そうかもしれないですねー(笑)
上着とビーサン、見慣れてしまいましたがやっぱり奇異でしょうか?(笑)
これはたぶん、クイーンズランド(と、北の地域)特有なんじゃないかと思います…
メルボルンとかアデレードとかは、ブリスベンとは違って、服装もかなりちゃんとしているような気がします。
寒さの中お疲れさまでした。
とかく発表にはお金かかりますよね
友達のバレーの発表も幼児でも衣装代いれて10万円近いとか
日本でもすごいです
よく大学のチヤリーディングの過ごさに圧巻されています
にしても娘さんのチャレンジ精神すばらしい〜
うらやましいです
▼づみさん、
あぁっ、そうでしたー、日本のお稽古事もお金がかかるんでしたよねー!
それに比べたら、オーストラリアのはたいした金額じゃないような気もしてきました・・・
その娘ですが、親友が腕を折ってしまい、しばらくチアリーディングの練習にも参加できないとなったとたんに興味を失ってしまいました…
と、いうわけで、親友が回復するまで娘も練習中止です。
熱するのも冷めるのも早い娘です(T_T)
娘ちゃん、思い出になって良かったですね。チアリーディングを習うなんて可愛いです!!
誰かしらが思いっきり違う振り付け・・・・・子供たちが保育園の頃の発表会では、よく目にしていました。次男は思いっきり違う振り付けの部類でした。
私も主人に「寒い寒いと言いすぎだ!心頭滅却」とか云われますが、寒いものは寒く宮沢賢治の世界とは真反対です。
▼たいゆうさん、
あははー、そうですよね、日本だったら保育園の発表会レベルですよねっ<誰かしらが思いっきり違う振り付け^^;
そうです、寒いものは寒いのです!(笑)
うわ~、寒そうですね~!
オージーがコート着るなんてよっぽどだったんですね。
NZでもダウンを着てる私たちの横をノースリーブのお姉ちゃんが
鳥肌たってましたが歩いてましたもん。
日本だとチアリーディング、ダンスが揃ってないとすごぉ~く
叱られますものね。
何だかユルイ感じがなんとオージーらしいですね。
▼Rooさん、
やっぱり日本では、揃ってないとすごーく叱られるんですか・・・
って、こんなユルユルなのは娘の通ってる教室だけかもしれません^^;
オーストラリアでもきっとまじめにチアリーディングをやっている人たちもたくさんいる、と思いたいです…その人たちに見られたら怒られそうな大会でした^^;