忘れた頃に更新です!
今月はモヤモヤすることが多くてなんだか瞬く間に過ぎてしまい、あっ、もう8月が終わっちゃう!と慌ててブログを開いてます。
で、その「モヤモヤ」のうちのひとつが本日のお話です。
先日オット宛に隣の州の税管理局(Office of State Revenue)から、イヤ~なものが送られてきまして。
それは、時速50km制限のところを11kmオーバーの61km/hで走行したことによるスピード違反の罰金支払い命令でした。
罰金は、106ドル、ポイントは一点減点なり~。
ガーン!!! Σ( ̄□ ̄;
これが届いたとき、オットは出張中で留守でした。
早速メールで罵ってやりました。
ショックを受けるオット。
ところが、
オットは身に覚えがないというのです。
言われてみれば出かけても無いのに隣の州からお知らせがくるのは変です。
あれれ?と思って内容をよく確かめると、
実はその1週間ほど前、近所に住む私の知人のじーちゃん(知人の舅)に、オットの車を貸していたのでした。
すっかり忘れてました~(^_^;)
オットに言われてさっそくじーちゃんのところに罰金支払い命令を持っていくと、じーちゃんは激しく動揺していました。
ブリスベンからゴールドコーストを経てちょっと行くとあっという間にQLD(クイーンズランド州)を越えて隣のNSW(ニューサウスウェールズ州)に突入するのですが、じーちゃんの供述に拠ると、同じ道路だというのにQLDでは60km/hの速度制限がNSWに突入した途端に50km/hになるのだそうです。
じーちゃんもそれはわかっていてすごーく気をつけていたのに、下りの坂道でスピードが上がってしまい、やべえやべえと減速したそうです。
が、残念ながら努力が足りずw、スピードが増したところを自動カメラに撮られてしまったようです。
トホホ。
ちなみに前にもブログのネタにしたことがありますが、日本からの便が毎日する『ゴールドコースト空港』は敷地がQLDとNSWの両州にまたがっており、周辺の道路もQLDとNSWが交わっています。
高速の場合は60km/h制限はありませんが、空港でレンタカーを借りてゴールドコーストやブリスベン方面に向かわれる方は速度にどうぞお気をつけください!
さて、罰金です。
じーちゃんに拠ると州に拠って方法が微妙に違うらしいのですが、NSW州の場合、今回のようなときにはじーちゃん(=実際に違反をした人)がやることはとりあえず何もなく、オット(=違反をしてないのに通知をもらった人)が
『車を運転していたのはワタクシではありません。違反をしたのはこのじーちゃんですのでヨロシク』
というStatutory declaration(法定の宣言)を書き、JP(=Justice of the Peace)の資格を持った人に『これを書いたのは確かに手紙をもらった本人で間違いありません』という証拠のサインをもらって当局に送り返さなければならないそうです。
それが受理されると、後日改めてじーちゃん(罰金を払うべき人)に通知が送られてくるとのことです。
で、
JPとは何かというと、alcの英語辞典に拠れば、
〈英〉治安判事◆法律の訓練を受けていない市民ボランティアが任命されるもので、プロの治安判事とともに治安判事裁判所の判事を務める。
・・・だそうです。
なんだかさっぱりわかりませんが、それなりに地位のあるきちんとした方がボランティアで任命されて、証人をするシステムのようです。
当初「JPは郵便局にいる」とじーちゃんが言うので行ってみましたが、郵便局ではJPの連絡先を教えてくれるだけでした。
結局は、オットの仕事場は大学なのでJPはあちこちにいて(何しろ地位のある方ばかりなのでw)無事サインをもらえたそうです。
ちなみにJPへの支払いはありません。
責任重大だというのに、ボランティアを引き受けるほうも大変ですね・・・。
なお、通告が着てから支払い期限までは2週間ほどしかありませんでした。
オットは出張から戻ってから手続きをしてギリギリ間に合いましたが、『長期で出張に行っている間に車を誰かに貸す』ということも多いので、二週間以上にわたって留守のときに違反のお知らせが来たらもっと面倒だったと思います。
でも、やり方がわかったので次回からは大丈夫です!(^^)!
・・・ということはもちろん無く、ちょっとの油断で106ドル払うことになるならスピード違反は絶対やるまい。
と、私は誓いを新たにしました~。
ところで、前にもちょこっと書きましたが、実は四半世紀ぶりに私も運転を始めました!
久しぶりにハンドルを握った日からかれこれ5ヶ月、もうスイスイです!
と、言いたいところですがそんなことはまったく無く、未だに毎日半べそをかきながら運転しています(/_;)。
出来ればなるべく運転したくありません。
でも、このところいろいろ事情があって、どうしても運転せざるを得ない状況に追い込まれています。
以前もブログに書いたとおり、私は全然運転していなかった日本の免許を書き換えることですでにかれこれ10年も前からクイーンズランド州のオープンライセンス(制限ナシの運転免許)を持っていたのですが、今回の練習スタート時には、怖いのでL(=仮免保持者のマーク)やP(=初心者のマーク)をつけて走っていました。
ところが、後から知りましたがクイーンズランド州ではこれはなんと違法行為で、見つかると罰金刑だそうです(/_;)
そもそも日本では仮運転免許と普通運転免許の区別はあっても普通免許の種類に「運転初心者」と「初心者でない人」の区別はありませんが、オーストラリアでは明確に違うものとなっていて、違反時に引かれるポイント数も違っていて、運転に際してやっていいこととダメなことも異なっています。
例えば私の持っているオープンライセンス(制限ナシの普通運転免許)は、運転中に電話での通話をしてもいいしお酒を飲んで運転してもいいことになっています(怖いので私はやりませんが。^^;)
それにしてもオーストラリア人の中にも
「制限なしの免許を持ってはいたけどオートマばっかり運転していてマニュアルは慣れてないから練習したい」
という人だっているんじゃないかと思うんですが、練習中であっても免許を持っているのにラベルをつけて運転したら違法だそうです。
なんだか恐ろしい話だと思うのは私だけでしょうか(T_T)?
さて、
オーストラリアは州ごとに法律が微妙に変わり、運転免許も異なるので他州のことはわからないのですが、クイーンズランドにご旅行に来た際にレンタカーを借りたときにちょっと役立つかもしれない情報を、下記に列挙します。
▼ラウンドアバウト(ランナバウト)を制する!
ラウンドアバウトとは、信号機のない、丸い交差点です。
…って書いてイメージしていただけますでしょうか?
ブリスベンはもう、ちょっと車で走ったら、あっちもこっちもラウンドアバウトなんですよ。
車のいないところならいいんですが、交通量が少しでも多いところでは私には結構難しくて…
ウィンカーもちゃんと出さない人も多いですし、いつも涙目です。(/_;)
制し方は、ここのサイト様に詳しい説明がありました。
ケアンズBOX
ラウンドアバウト交差点
Roundabout Traffic
ラウンドアバウト日本にはない方式の交差点、と思っていましたが、長野県飯田市にて運用が始まっているそうですよ。
練習に行くといいかも?(笑)
▼ 学校の周りの制限速度注意!
学校の周りでは、朝7時から9時までと、午後2時から4時までは制限速度が40km/hとなっています。
標識の指示どおりに走れば済むことなんですが、ちょっとややこしいのは「学校があるとき」だけ、というところです。
つまり土日祝日、春夏秋冬休みの間は40km/h制限はありません。
で、
ブリスベンでは市立と公立で休みの期間が異なっているので、自分の子どもがお休みだから学校も休みと思って楽しく走行すると「ハイ20kmオーバーで罰金!」なんてことがよくあります(/_;)
学校の周りに子どもらがうろうろしているときは当然運転も気をつけますが、制限時間に入った直後とか終わる寸前とかは子どもも迎えの親も全然いないので気づかないことも多いです。
ご用心!
▼パッシング禁止!
ブリスベンでは、とにかくスピード違反の取締りが多いです。
そしてネズミ捕りがいるよ~、とパッシングで教えてくれる親切な対向車もとっても多いです。
でも実は、これは罰金刑の対象だそうです。
知人がこれで捕まって、「知り合いが通ったから挨拶に合図しただけだ」と言い訳したものの、走行中挨拶にライトで合図するのは正しい使い方ではない!と聞き入れてもらえなかったそうです。
ご用心・・・。
そして最後に
▼ブリスベンの有料道路はどこも無人で料金所がない!じゃあどうやって料金を支払うんだ?!
という話を書こうと思いましたが、この話は長くなるのでものすごい端折って書くと、
レンタカーをご利用の方は、レンタカー会社に聞くのが確実です!
ブリスベン近辺の高速道路は生活に即していてその多くが無料ですが、一部有料の区間があります。
なので「無料」のつもりで楽しく走行しているうちに有料区間に入り込み、「あっ!」と思ったときには後戻りできず、ということも時々発生します。
現在はずいぶん浸透しましたが、数年前にgo viaと呼ばれるE-Toll(日本のETCみたいな無人の電子料金収受システム)がスタートした当初は情報が錯綜していて、オーストラリア人であっても右往左往していました。
このシステム、予め登録したタグを持ってない場合は料金が割高で、しかも後から払うと手数料や罰金がどんどん加算されてひどいことになるんです。(/_;)
ちょっと前まではレンタカーを借りたらなんの説明も無かったために後から膨大な追加請求をされた!なんて話もよく耳にしましたが、最近はレンタカー会社もずいぶんと慣れていて、大手のレンタカー会社の車は最初から料金を払うためのタグが装備されているそうです。
↓※go viaについての情報はこちらへ。
go viaのページ
これはブリスベンに住む多くの人の車のフロントガラスに搭載されているであろうgo viaのタグ。
レンタカーは借りたことが無いので、装備してあるタグがおなじものなのかどうかはわかりません。
そしてこれが有料道路の料金が加算されるゲート。
下を通ると、車に取り付けたgo viaタグが「ピッ♪」と鳴ります。
タグを持ってない車で通った場合は写真を撮られていて、後日請求が来る仕組みです。
ちなみに一回だけ「ピッ♪」と鳴ればOKですが、「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ♪」等と回数が多かったとき、あるいは鳴らなかったときは要注意です。
鳴らなかった場合は料金が加算されておらず、自分に落ち度が無いにも関わらず「料金を払わなかった」として罰金が科せられることがあります(><)ので、すぐに連絡が必要だそうです(連絡先番号は、上記サイトに載ってます)。
では今日も、安全運転で行ってまいりまーす(/_;)
はじめまして。色々調べたらここにたどり着きました。ブリスベンからサンシャインコーストに向かうため走っていてM3行かなきゃだむなのに光に誘われるように(苦笑)M7のクレムジョージトンネルに入ってしまいました。今日車を買って初日の出来事です…。今どうやってお金の処理をすればいいのか分からず困っています(泣)。あとスピード越えの時のカメラって光りますか?トンネル内が80キロ規制の入り口で100キロで走行してしまったから…。色々すみません。どうか教えてください!!宜しくお願い致します!!!!!
▼asukaさん、
もう無事解決しましたでしょうか?
うっかり通ってしまった高速料金ですが、go Viaのページから支払い申請できますよ。
https://www.govia.com.au/via/home/
↑上のページの「I want to」のメニューの中の「Pay a casual toll」を選び、ディテールを入れてください。
これはgo viaを持たない人が事前に申請するためのページと共用ですが通ってしまった後でも3日以内であれば事前に申請したのと同じ料金でOKです。
なお、申請しなかった場合は、車の持ち主宛に、かなり高めの料金の請求書が後から来ます(が、日本の高速道路の料金を知っている私には、それほどバカ高いという感じもしないですが…)。
スピードカメラですが、そのときは光らず全く気づかなかったけど後からバッチリ罰金が来た~、という話も時々聞いてます…
オーストラリアのスピード制限はかなりシビアですから、お互い気をつけましょう~。
今回引っかかってないことをお祈りいたします・・・!
ラウンドアバウト、…私もオーストラリアに行く度に、姉の横の助手席に座りながら眺めていますが、絶対に入れない&出れない自信があります(^_^;)
前回ブリスベンに行った時は、私もゴールドコースト空港から初ジェットスターでしたが、あそこももしやQLDを超えていたのでしょうか…(; ̄O ̄)
姉の自宅から車で15分でブリスベン空港なのに、わざわざそこを超えて迎えに来てもらうので、次はカンタスで乗り継いで来い!!と怒られました…泣。
早くJALのブリスベン直行便が復活すれば良いなぁ…と願うばかりです(ーー;)
▼kovaさん、
ブリスベン←→ゴールドコースト空港だったら、確実にNSW州の地を踏んでおられますよ~!
行かれたのが夏であれば、NSW州は夏時間がありますがQLD州では無いため、瞬時にして1時間早くなったり遅くなったりもご経験されています!!(笑)
車で15分でブリスベン空港ですか~。
ブリスベン在住者にはブリスベン空港のほうが断然便利ですが、乗り継ぎは結構つらいですよね…。
私もブリスベン直行便の復活を祈ってます!!
えっっっ?飲酒で運転OK?そんな法律だなんて・・・・。
ところ変われば・・・ですね。ホントにびっくり。
新婚旅行でヨーロッパに行ったとき、レンタカーでまわることにしたので国際免許を申請して持っていたんです。でも、標識もわからないし、ましてやものすごいスピードで走ってるのに、一瞬で英語とその国の言葉を読み取るっていう技は到底できませんでした。
結局、すべて主人が運転しましたが、一回パトカーに捕まったりもしました。
走っちゃいけないところを走っちゃったみたいでしたが、標識を指差されてもまったく理解不可能でした。結局無罪放免で一件落着でしたが・・・・・といか、外国人だから諦めた?
初めての海外旅行で、パトカーにつかまってびびりましたよ~。
それ以来海外では運転しないことにしています。免許もらっても、言葉がわからなくてはね。
KYOさん、なれた道でしょうが、どんなドライバーがいるかわからないから気をつけてくださいね~!
▼tomokoさん、
飲酒がOKと言っても血液中のアルコール濃度が決められていて、それを超えるとアウトです。
また、タクシーやバスの運転手など仕事で運転する人は飲酒運転は一切NGですー。
ヨーロッパで運転なさったのですか!
確かに言葉がわからないところでは運転大変そうですよね。
私は英語でも、一瞬で読み取るのはかなり難儀しています。
逆に日本語のわからない外国人が日本で運転するのは大変でしょうね…。
私もNZでラウンドアバウトを見て、「私、これ絶対に
運転できない!」と思いました(^^;)
私も運転苦手で上手くないので、長距離は本当に
イヤです。、
出来るだけ運転しないようにしています。
あと車庫入れも苦手。
車幅に慣れないというか・・・。
軽ばっかり20年近く運転してて(時々は普通車も
運転しましたが)車を一台にしたから、仕方なく
一番小さいクラスの普通車にして貰いましたが
それでも、3年位経つけどまだダメです。
▼Rooさん、
おおっ!
Rooさんは、NZでの運転は未体験でしたか<意外でした!!
私も運転に自信が無いので一番小さいクラスの普通車にしてもらいました…
が、それでもやっぱり全然車幅がつかめないままです(涙)
日本ですこーし運転してたときは軽でしたが、こちらには軽が無いんです・・・。
二人乗りの、smartにあこがれています(/_;)
国外の運転はルールが違うから怖いと思い、未だ一度もないです
主人にも運転しないで〜といっています
ご主人に罰金がかせられなくて良かったですね
日本の場合、オービスにひっかかった場合顔写真つきだからないのかな?
国際免許で運転している人マーク欲しいですね
▼づみさん、
私はこちらでの運転も怖いですが、日本では絶対運転できないだろうなぁと思っています(トホホ)
こちらの取り締まり機も、たぶん顔も写っていると思うんです。
今回私達は大丈夫でしたが、場合に拠っては違反をしたのが誰であるかで揉めたりすることもあるでしょうし…。
国際免許運転マーク!いいですねー(笑)
私が練習中に怖いのでP(初心者マーク)をつけていたときは、それが違法だと教えてくれたじーちゃんが、、「L(仮免)のマークはぶつかったら怖いから気をつけるけど、Pのマークを見てもイライラするだけで相手の運転が下手かもしれないから気をつけようという気にはならない」と言ってました。
そういうもんなんですかねえ。
スピード違反の罰金、手続きややこしくて大変ですね。
もし状況わからずにいて、本人じゃないのに罰金取られたらたまりませんね。
私の住むところでもラウンドアバウトがあちこちにあって、慣れるまで
怖かったです。
優先がどっちなのかよくわからくて・・・。
▼バラカさん、
手続きは面倒そうでしたが、実際は大変だったのはオットだけで私はこうしてブログのネタに出来たのでよかったです(笑)
タンザニアにもラウンドアバウトがあるんですね!
私はオーストラリアに来るまで知らない方式でしたが、世界のあちこちにあるんですねえ。
信号機の設置もいらないし、交通量さえ少ない場所なら、便利な交差点だと思います。
慣れれば、ですけど・・・。
つい最近日本で免許の更新に行きましたが、オーストラリアのほうがいろいろ厄介ですね。
ブリスベンへ行くときは国際免許証をとっていきますが、ほとんど旦那さんが運転するので、私、まったく運転したことありません。
いつも困るのは、異常な方向音痴の旦那さんが、ランドアバウトでいつも分からなくなってしまうことです。まっすぐ行かないと行けないのに、なぜか左折しそうになります。。。
▼ともさん、
私、日本で運転した経験がほとんど無い上に日本の免許は失効してしまって持ってないので、オーストラリア(というかクイーンズランド州)とどう違うか明確には比べられないのですが…
私も超方向音痴な上に運転中はパニックになってますますわけがわからなくなるのでナビをつけましたー
でもこのナビがクセモノで、時々大嘘ついたりします(/_;)
最近の日本のナビは、空いてる道路を教えてくれたりもするそうですね。
すごいなぁー。
ブリスベンは取り締まりが多いんですね~~
塩釜も警察署があるからか、私服の警察官が電柱の陰に隠れて立っていて
携帯電話やシートベルトなど取り締まりが多いですf^^;
隠れてないで堂々と取り締まれ~~~!っていつも思います
しかし、携帯電話も飲酒もOKだなんて・・・ビックリです~笑
▼おやびんさん、
取り締まり、本当に多いです(><)
っていうか、罰金の振込先が「税」の管理局なあたり、「税収を増やすために取り締まり強化?」と疑ってしまいます~
飲酒運転OKと言っても血中濃度が決まっていてそれを超えると捕まるんですが、実際にどれくらい飲んだらその濃度になるのかは個人差があるらしく…
そんな状態で運転してる人が多くいる社会って、怖いですよね?^^;