ブリスベン、一気に春めいてきましたよ!
現在庭のレモンの花とフリージアが満開で、窓を開けるたびにいい香りがします(*^_^*)
落葉樹も、ちょっと芽吹いてきたと思ったら、あっという間にワサワサの新緑となりました。
ブリスベンの春を彩るジャカランダはまだですが、そろそろ咲くころです。
さて、
8月は、行事盛りだくさんの怒涛の一ヶ月でした~。
って言っても私は完全にただのサブというか裏方だったんですけど、とにかく娘関連の行事が多かったです(><)
– 習い事の発表会とそれに伴う練習
– ハイスクールのフェイト(文化祭と学校への寄付金集めを合わせたようなお祭り行事)への参加
– 学校の集会での演奏と、それに伴う練習
– 小学校のフェイト参加
・・・と大きな行事が毎週あって、その合間を縫って学年の中間面接があったり、ブリスベンの春恒例のEKKAがあったり、オットが体調を崩して寝込んだり(-_-)、矢のように月日が去って行きました。
今日の話題は、その中のうち、ハイスクールでのフェイトの出来事です。
これまでのブログで度々話題にしてきた「フェイト」ですが、実は、ブリスベンの小学校ではほぼどこでも開催されるものの、ハイスクールでやっているところはあまり多くはないようです。
そういえば、息子の通っていたハイスクールでは開いていませんでした。
でも、娘の学校では、かなり力を入れて行っています。
ちょっと驚いたのは、「学校側は徹底的にカネをかけない」仕組みです。
「くじの賞品や出店の食べ物の材料を寄付で募る」というくらいはどこの学校でもやっているとは思いますが、ジュースやアイスクリームと言った既製の商品に至るまで「全部寄付」で賄われていました(@_@)
また、学生参加型のプログラムがいくつかあるのですが、それらに出るためには【参加費(これももちろん全額寄付)】が必要です。
プログラムの中には、バンド演奏やファッションデザインなどでの優劣を観客の投票で争うものもありましたが、参加費を払って出場した挙句、もらえるのは【名誉】だけです(笑)
それでもみんな、こぞって出場していました。
阿漕(?)なのはその投票方法で、投票券は2ドルで売っているプログラムの中に入っています。
つまり、応援したい人がいる場合は、プログラムを購入しなければなりません。
じーちゃんばーちゃんなどには、孫可愛さに一人で何通もプログラムを購入する姿が見受けられました。
どこの国のアイドル応援方式?って感じです^^;
そして娘は、今回初めてハープでバスキングに挑戦しました。
【バスキング】とは、大道芸人が帽子などを置いて観客から金銭をもらうアレです。
オーストラリアでは町のあちこちでバスキングが行われていて、娘は前々から「やってみたい」と言っていました。
初バスキング中~!
が、
あてがわれた時間帯は午前中の二番目で、会場に集まっていた観客がまだ少ない上に向かいのステージではインド舞踊が行われており、ハープの演奏はかき消され勝ちでした^^;
それでも30分の持ち時間で30ドル近くのお金が集まりましたよ!
時給換算にすると60ドル、円換算で5000円くらいです(※もっとも参加費も集まったお金も全額そのまま学校に寄付ですが…)。
中には気前良く、5ドル紙幣を入れてくださった方もおられました。
「バスキングは儲かる」とは聞いていましたが、寄付のご祝儀みたいなものがあるにしても、かなり効率いいんじゃないでしょうか?
グループでの大掛かりな大道芸も行われていました。
昨年は、火吹き芸を披露した学生もいたそうです(@_@)
気合入ってます。
この日は春まだ浅い日で朝はすごく寒かったのですが、日中お日様が照ってきたら直射日光が暑くてたまらなくなりました。
で、学校のワナにまんまとハマって日傘購入~。
この日傘(兼、雨傘)、ブリスベンでは珍しいワンタッチ傘で丈夫なつくりなのにたったの2ドルで、飛ぶように売れていました。
ごらんのように企業の宣伝が入っていて、これらも寄付で、仕入れ値はゼロです。
「TOTOが協賛してるじゃん!」
というところに感激して、写真を撮ってみました(笑)
最近あちこちでTOTOの広告を目にすることが多くなりましたが、オーストラリア人にはTOTOの名前はまだまだなじみが薄いような気がします。
その後、娘は友達が呼び込みをしていたくじを付き合いで引いて、賞品ゲット!
私の大好きな、リンツのリンドールでしたーヽ(^o^)丿
で、
娘はすっかり味をしめ、今度は街頭で本物のバスキングに挑戦するそうです。
ブリスベンの街角で見かけることがあったら、応援してください。(笑)
ということは、ブリスベンはこの時期が多いってことなんですね?
キャンベラは10月後半11月前半が多いと思います。
あまりクリスマスに近づきすぎても困るし。
そうそう、バスキングするなら今のうちですよ~。
▼johnnycakeさん、
日本に一時帰国してバタバタしており返信遅れました、申し訳ありませんー。
そうですか、フェイトって、地域に拠って開催時期が違うんですねー!
ブリスベン近辺は、たぶん8月前後が多いような気がしますよ。
EKKA同様、農繁期前の骨休めって感じかなぁと思ってました(と、言ってもブリスベン市内では農業にかかわっている家は少数派でしょうけども)。
わ~、お嬢さん凄いですね。
ハープ、ずっと続けてらしたんですね、エライ!
それにしても徹底してますね~。
そういえば、以前、まだAKBが出始めた頃、うちに来てた
中学生の男の子が握手券欲しさに何枚かCD買ったって
いってました(^^;)
TOTO頑張れ~!ってこちらから応援してます(^-^)
▼Rooさん、
そうです、ハープは続けてます(^.^)もうすぐ習い始めて1年目ですよ~。
出始めに何枚か買ったというのはすごいですねー
まだファンも少なめで、お目当てのアイドルに顔も覚えてもらえそうな?(笑)
まずはお疲れ様でした。
こちらはまだまだ夏日が続いていますよ〜。
娘さん、すごいな〜。
街頭でやるときは聞きに行きたいな〜。
すべて寄付でやれるってすごいですね!
びっくり〜。
▼づみさん、
街角でなくても、うちの中では毎日弾いてますからどうぞいつでも聴きにいらしてくださいー。
づみさんはいつでも大歓迎です!(^^)!
すべて寄付の上にすべて保護者の運営です。
すごいですよねー!
Mちゃん、ハープをやってるんですね~。ピアノの先生がそういえばもともとはハープの先生でしたよね?両方やってるんですか???すごいな~!!
それにバスキングにも挑戦なんて、勇気ありますよね~。すごい、すごい。
うちは今年学校を転校したのですが、転校先ではあまり”寄付寄付”という動きがみられなくてかえってびっくりしました。
というのも、去年までの学校は”寄付寄付”が普段から多かったんですよね~。
やたらとフリードレスデーが多かったりもしましたし・・・。
学校でもいろいろだな~って思いました。
ところでご主人、大丈夫ですか???
▼モンキーさん、
そうです、娘はピアノとハープ両方やってますよー
でも今は、ハープがメインでピアノはサブになってしまいました…
そうですかー、やっぱり寄付の多さは学校にも拠るんですね。
息子の通っていたハイスクールは本当に多くて、卒業した今は、親宛だけでなく息子本人に寄付の打診の手紙が来ますよ^^;
でも、オープンデーに来てくれた人にお土産として豪華なグッズを渡したり、分厚い冊子状のパンフレットを作成したり、お金の掛けどころが間違ってるだろ!と言いたくなるようなことが多くて…
オットは大丈夫ですよ(^.^)お心遣い、ありがとうございます!
この時期にフェイトとは、さすがブリスベン!こっちは寒くてフェイトなんてとてもとても、です。^^;
孫可愛さにパンフレットを買うじじばば。いや、これ、全世界共通ですね。
ハープのバスキングってのは見たことないです~。うちの近所のお姉さんはいつもバイオリン。上手なんだけど、お金集めの目的がドラッグだと知っているから複雑です。
うちの末っ子も数年前にフルートでクリスマスの時期にショッピングセンターの前で30分ほどバスキングしましたが、やはり40ドルは越えたと思います。あれは 見かけが幼いほど収入になりますね~。うちの子は実年齢より3歳は下に見えるので、中学生のくせに小学校高学年とかに見られて「小学生なのに上手~」とか思われるようです。
▼johnnycakeさん、
えっ!
それじゃあキャンベラでは、いつフェイトを行うんですか??
ブリスベンには、ハープ専攻学科の大学があるので、ハープのバスキングも割りと見かけますが、ハイスクーラーが演奏しているのは見たこと無いかも…
「見かけが幼いほど収入になる」、いいことをお聞きしました!
娘も、どこからどうみても小学生にしか見えません^^;
バスキングをするなら、早くスタートさせたほうがよさそうですね(笑)