なんか日本各地で積雪らしいですがみなさま大丈夫ですか~?
ブリスベンは午前11時半現在、厚い雲が垂れ込めて雨が降ったり止んだりしています。
このまま大雨になったりしないといいんですが(涙)
さて、昨日の朝のことです。
なんだかやたらと早起きした娘に、
「お母さん、おはよう~(^.^)」
と起こされて目覚めると、「ハイどうぞっ!」とリボン付の紙袋を渡されました。
あけてみると、
中からプレゼントが~(嬉)
バレンタインデーの贈り物でした~!
オーストラリアでは、というか日本以外はみんなそうじゃないかと思うのですが、バレンタインデーは「女子が男子に告白する日」ではなく、「愛を伝える日」です。
この「愛」は、男女間だけでなく、家族や友達への想いも含まれています。
昨今は日本でも「友チョコ」なるものが定着したそうですが、これって日本でもだんだんと本来のバレンタインデーに近づいたってことなんでしょうか?
ちょっと不思議ですね(笑)
ちなみにバレンタインデーの贈り物ですが、イギリスの流れを汲んでいるオーストラリアでは、「花」と並んでチョコレートもすごーく一般的です。
そしてバレンタインデーのネタを書く度に強調してます(笑)が、「女性から男性へ」の贈り物よりも、「男性から女性へ」の贈り物の方が、重要なんです!
そしてこれまたバレンタインデーのネタを書く度に書いてますが、我が家は日本人家庭であるのでオーストラリア式のバレンタインデーなんて全く関係がありません。
昨年は、娘がオットをそそのかして花だのクッキーだのをくれましたが、今年はオットは日本にいて、助言をしてくれる娘とは遠く離れているので再び何にもナシでした(-_-)
で、そのことに心を痛めた娘が私にプレゼントを用意してくれたようです。
ありがとう>娘(T-T)!
カードもついていました。
私も大好きよ(;_;)
で、オット同様ぜんぜん気の利かない息子に
「お母さんにプレゼントは?」
と聞いてみたら
「ええっ?母の日にチョコレートあげたじゃん!」
だそうで・・・・・・・・・・・・
母の日って、去年の5月じゃんorz
あれって一年分の贈り物だったのか~(T-T)とほほ!
ところで、
話はいきなり変わりまして、お蔵入り寸前となっていたネタを書きます。
それは、年末の大掃除のときに「発見」した一冊の本のことです。
家庭科の図鑑!
奥附を見ると、昭和33年11月初版発行、昭和46年5月20版発行とあります。
全般「手書きイラスト」の図鑑です。
内容の詳細な画像を載せると著作権云々にひっかかりそうなので割愛しますが、パッと見ただけでも、染物の方法、毒キノコの見分け方、寄生虫の種類とその防ぎ方、きものの手入れ方法等々、「昭和ってスゴイ!(@_@)」という驚きの内容です。
「図鑑」なのでひとつひとつがまた細かく、例えば「洗濯」の項目では、「かいてん式、ふんりゅう式、しんどう式、かくはん式」と四つの種類の洗濯機のイラストの下に、長所と短所が細かく説明してあります。
50年前の洗濯機って、こんなに種類があったんですねぇ。
洗濯機とならんで手洗いの詳細にも触れてあり、ふみあらい、つかみあらい、たたきあらい、はけあらいの方法が図解してあります。
布地や汚れ具合それぞれに適した水の温度とそれを使った洗い方の説明もあって、合成繊維や毛類は30度から40度の水温でしかも「もんであらってはいけない(※布地が傷むから)」などなど細かい注意が並んでいます。
こんな具合に、どの項目も日本の古きよき時代からの知恵と高度成長期の電化製品などによる省略化の情報が入り混じっています。
面白くって、大掃除の最中に、食い入るように読んでしまいました(笑)
こんなことまで書いてありました。
電線で感電した人を助けるときには、ゴムぐつ・ゴム手袋をつけ、乾いた竹や木の棒で、電線をはねのけ、医者に手当てをしてもらいます。
・・・これって、現在では日本よりもオーストラリアでの方が、知っておくべき重要な情報じゃないでしょうか?
この他にも、壁の修理 コンクリートたたきの修理 屋根の修理など、そのまま現代のブリスベンの生活で今すぐ役立ちそうな情報も載っています。
で、
これがどうしてオーストラリアネタなのか?というと、実はこれ、数年前にブリスベンにあるクイーンズランド大学の古本市で手に入れたんです。
この古本市では一般の寄付のほかに図書館からの放出品が売られているんですが、クイーンズランド大学には日本語学科があるのと、ブリスベンにはかつて日本人駐在員が多かった(※過去形)のとで、日本語の本もよく出品されているんです。
・・・にしてもこの本、いったいいつ日本からブリスベンに渡ってきたんでしょうね?
私が買う寸前まで図書館に並んでいたとすると、これを読んで日本を勉強した人は、実際の日本に渡った後に結構なカルチャーショックを受けるんじゃないかと思うんですけど・・・
と、いうか、私自身が充分に逆カルチャーショックを受けました^^;
昔の日本の家庭人って、偉かったんだなあl!
ところで、この本、「定価350円」って書いてありますが、古本市では1.5ドル(120円くらい)で購入したんですよ。
で、本日ネタにするに当たり検索してみたら、古書としてはなんと2000円の値段が付いていることを知りました(@_@)ほえー!
・・・なんか急に愛しさが倍増したので、大事にしたいと思います。(笑)
■■■ おまけの写真。■■■
家庭科の図鑑に、「せかいのすまい」として描かれていた図。
木の上の家(オーストラリア)
って書いてあるんですけど・・・・・・
ヨーロッパ系移住民とは思えないような浅黒い人間のイラストが書いてあるので先住民族アボリジニの家?とも思うのですが、家の形態はあきらかにヨーロッパ移住民の家です。
こんな家を作っていたアボリジニの話は、寡聞にして存じません。
検索してみたら、以前にもちょこっとブログのネタにした「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」では、オーストラリアに移住しようとして遭難してしまったフローネ一家が、流れ着いた無人島で、木の上に家を建てる話があるらしいです。
初期の移住者が、猛獣を避けるためにツリーハウスを作ったということは、まれにはあった?のかも???
・・・にしても、「オーストラリアの家」として紹介されちゃうとなんだかなぁ、と思うんですけど・・・
これって、もしかしてクイーンズランド州特有の高床式の家(クイーンズランダー)が間違って伝わった結果なのかしらとも思うんですが、真相ご存知の方、ぜひ教えてくださいっ!(><)
娘さん、優しいですね~~~
手書きのカードも嬉しいですね♪♪
やっぱり女の子の方が優しいのかなぁ・・・笑
家庭科の図艦、とっても面白そうですね~
料理の事とかも書いてあるのですか?
読んでみたいです♪♪
▼おやびんさん、
本当のことを言うと、普段の日は、娘よりも息子の方が優しいです(爆)
でも、気配りが出来るのは断然娘ですね・・・
息子は照れも入ってしまって、いざというときは役に立ちますが普段は気が利かないです(笑)
料理のことも書いてありますよー
白米はそれだけで食べると栄養が偏るのでパンにバターかマーガリンを塗って食べろ、とか、今読むとちょっと「えええ?(笑)」なことも書いてありましたっ!
え~、スゴイ!
こんなのあるんですね~。
でもでも、もし、図書館でこれを読んでたオージーの方がいらっしゃるとすると・・・ちょっと誤解を招きますよね(^^;)
私も今年は手作りした子からお裾分けを頂いたり、友チョコのお裾分けを頂いたりしました(^-^)
↓えっ!?海に住んでるクロコダイル?
じゃあ、私が教えて貰ったのは間違ってたんですねぇ(>-<)
絵本によってアリゲーターだったり、クロコダイルだったりするので良く分からないんです。
▼Rooさん、
こちらの日本語の教科書も割と「ぇえええ?(笑)」なことがあるんですが、コレは日本語の教科書じゃなくて日本の本ですからなおさら誤解を招きそうです〜。
Rooさん、たくさんチョコいただいたんですね!(^^)!人気者なんだな〜!
アリゲーターとクロコダイルですが、例えば「アマガエルとヒキガエル」という感じの「別物」なんじゃないかと思います〜(私はアマガエルもヒキガエルも同じカエルじゃん!と思ってしまいますが、英語人には明確に違うものなんですよね・・・なぜだ!!)
めちゃくちゃ昭和の匂いぷんぷんな本ですね~~
今でもUQの古本市って、あるんですか?
行ってみたいな~~~
うちは、私が日本人で夫がOZなので、毎年「どっちがするんやったっけ?」と迷います・・・が、今年は、な~~~んにもなしでした・・・
▼ハナ★バナナさん、
UQの古本市は、二年に一度今でも行われているそうです(オット情報でした〜)
最近は、日本で頼んだ本をすぐに送ってもらえたりネットで情報を得てしまえたりするので日本語に飢えるということが無くなってしまい、古本市にも足を運ばなくなってしまいました・・・って、本当は、英語の本を手に入れるための古本市ですけどね^^;
えええ!
ハナ★バナナさんのところ、な〜〜〜んにもなしですかっ(@_@;)
夫さま、ハナ★バナナさんの影響を受けて日本人化しているのかな?(笑)
良かったですね
ムスメちゃん、優しいな〜
昔の家庭の図鑑は事細かに書いてありますよね
同じ内容今のレベルでもし発売されたらかなりの金額じゃないかな
いろんな対象方も載っていますよね
うちも引っ張りだしてみようかな〜
▼づみさん、
娘の名前でひっかかってコメントが「承認待ち」になっていたので「ムスメ」に変更させていただきました〜
m(__)m
づみさんも、家庭科の図鑑をお持ちなんですか!
私が中高校生のころの家庭科って、良妻賢母目標みたいな感じであんまり面白くなかった記憶があるんですけど、最近は男子も女子も家庭科を習えるそうでいい時代になりましたね〜
っていうか、男子こそ家庭科で習う内容は必要だと思うんですけどねー
ちなみにこちらの男子校に通っていた息子は「家庭科」に該当する教科は習いませんでした。
こちらでは、女子は「女の子だって何でもできる、男子と差なんて何にも無い!」と習うのに、どういうわけか男子は「男は常に男らしく!」と教育されているような気がします。
家庭科の図鑑
図書館にあったら禁貸出ラベルついてるかも。
古書で2000円なの?
もっと価値がありそうな気がします。私も読んでみたい!
▼purunさん、わー、お久しぶりです!
古書で2000円、まだまだ安いでしょうか?(笑)
これは想像ですけど、ものすごくロングセラーだったようなので、古本もまだまだ市場にたくさん出回っているんではないでしょうか?
もしかしたら、ブックオフなどのメジャーどころではなくて町の「古本屋」とかなら見つかるかも?!
お蔵入り寸前ネタ(≧∇≦)わろた~!
懐かしい感じがして、すっごいウケました。
小学生の頃、うちの父は競艇選手でレースに行っちゃうと一切連絡を取れない状態になるんだけど
母が急に入院して、私を筆頭に小学生のこども3人で一週間暮らすことになった。
米が無くなって、ちょうど学校で「闇米」と「米穀手帳」を習ったところだったので、
必死になって米穀手帳を探したんだけど見つからず、
泣きながら米屋に「米穀手帳無いんですけど、お米を売ってください!」っと乗り込んだ。
「いつの時代や!」と、米屋のおじさんに大笑いされたけど、家庭科の教科書に出てたんだよ~!まじで!
書いてあることを真に受けたらアカン!・・・と、子供心に思いましたね~。
▼無有さん・・・(T-T)
「闇米」は小説やドラマで度々耳にするので存じておりましたが「米穀手帳」というものを初めて知りました〜
その家庭科の教科書、何のためにそんな情報を載せていたのでしょうか?
「米穀手帳」がいつか復活する日のため???
ちなみに私、結婚後茨城に住むまで「コメは生産者が勝手に売っちゃいけない」というのを存じませんでした。
オットの知り合いからコメを売ってもらってましたが、アレは当時は闇米だったんですね(遠い目・・・)
ムスメちゃん優しいですー。「すきよ!」だなんて微笑ましいです。でもムスコさんの一言・・・・・悲しいです~~我が家の将来のような気がしてなりません。うちのボーイズも勿論、主人も全く気が利きません。
▼たいゆうさん、
大丈夫です、たいゆうさんちの長女ちゃん、あっと言う間に大きくなって「すきよ!」ってカードくれますって(*^_^*)
実は私、娘が生まれるまでは「子どもは少年二人」が理想でしたが、当時の自分をしかりつけてやりたいです。
あぁホント、うちに女の子がいてよかったです!(T-T)