三が日は終わってしまいましたがまだ松の内なので、景気がいい(ような気がする)話を。
じゃじゃじゃじゃーん、
100ドル札二枚ですっ!
実は最初は、私のお財布には100ドル札が4枚入っていました。
日本円に換算してしまうと「たいしたことないじゃーん」という額なので敢えて換算しませんwが、「100ドル札が4枚も財布に入っている」というのは、オーストラリアでは、普通に暮らす一般民間人にはめったにない出来事です。
と、いうのは実は、
オーストラリアでは、100ドル札に出会う機会がほとんど無いんです。
ATMでは、いくら大金を下ろしたとしても100ドル札は出てきません(ATMで出てくるのは、50ドル札までです)。
100ドル札はオーストラリアの最高額の紙幣ですから、おつりで渡されるということもありません。
それにクレジットカードやデビットカードが普及しているオーストラリアでは、現金を使う機会も日本より少ない気がします。
そんな日常なので、実は私、かれこれ12年もオーストラリアにいるというのに、100ドル札を自分のお財布に入れたのはこれが生まれて初めてだったんですよぅはぁはぁはぁ!(←興奮して息があがっています)。
緊張のあまり、「大金の入った財布を落とす」という悪夢を見たのは先日のブログにもちらっと書いたとおりです。
どうして100ドル札が4枚も財布に入るなんて事態に陥ったのか?についてはまた後日書く機会があるかもしれませんが、短く書くと、とあるブツをクレジットカードで買いました。
でも事情があって、いったん返品することになりました。
そしたら「手続きが面倒だから」と現金で返してくれたんです。
それが「100ドル札4枚」だったんです。
物価が急激に高くなりつつあるオーストラリアなので400ドルくらい使うのはわけないと思っていましたが、なかなか大変でした・・・
ファーストフードの店で使ったら、
「100ドル入ります!」
とお姉さんが店内中に聞こえるような大声で言い、仰天する間も無く後ろからサッと店長が出てきて
「100ドル預かりました!」
とこれまた大声で叫んで100ドル札を受け取ってまた奥へと戻っていき、二重にビビッたりもしました。
そしておつりに50ドル札をもらって、さらに驚いたりしました・・・(※普段は50ドル札が「最高額紙幣」という感覚なので、おつりでそれをもらうというのが新鮮に感じたんです)。
が、
100ドルを崩すのは大変でしたが、50ドルになってしまうと、消えるのはあっという間でした(遠い目)・・・。
冒頭の写真は、100ドル札を二枚崩した時点で、
「そうだ、記念写真を撮っておこう!」
と思いついて撮影したものです。
4枚あるうちに記念撮影に気づかなくて、ちと残念です。
さて、
オーストラリアのお札については、その昔にもブログのネタにしたことがあります。
http://blue.ap.teacup.com/tjuringa/155.html
オーストラリアのお札は「紙幣」ではなくプラスチック(ポリマー)製です。
なので「すかし」は本当に透けていますw
追記:たいゆうさんに質問されましたのでお答えします~
この透かしに描かれているのは、オーストラリアに生息する、「ライアーバード(Lyrebird:日本語でコトドリ)」という鳥です。
↓↓↓ wikiでの情報(日本語)はこちら
コトドリ
↑↑↑上のページには、【オーストラリアの10セント硬貨に描かれている鳥である】とありますが、100ドル札の透かしに描かれているのもコレです~。
なお、wikiのポリマー紙幣の項に拠ると、オーストラリアが世界で初めて開発したこのプラスチック札は、オーストラリアが世界各国に営業活動を行った結果、インドネシア、ニュージーランド、ベトナム、ルーマニアなど現在では世界20カ国以上が使用しているんだそうですよ~。
で、
以前ブログ記事にしたときに、「各お札に描いてある人物像のバックの模様は文字になっている」と書きました。
そのときは、拡大図がうまくとれなくて本当に文字になっているかどうかよくわからなかったのですが、デジカメの能力は向上しているので、今度こそ撮れるか?!と挑戦してみました。
撮ったのは、お札のこのあたりなんですが、
・・・読めますか?
ONEHUNDREDDOLLERS(100ドル)、と書いてあるのはかろうじて読めるのですが、その奥の文字らしきものが読めません・・・
実は、撮影した時には、赤丸で囲んだ左隅の方にピントを合わせていて、「なんだ文字なんて無いじゃん」と思っていました~
先ほど改めて写真を開いてみたら、もう少し上の辺りに文字があることを発見!しましたが、すでに手元に100ドル札はありません(T_T)
なんて書いてあるのか、ナゾのままになってしまいました。
次に私の財布に100ドル札がやってくるのは、いつの日かなぁ・・・
ちなみに撮影した時には、「人物の横」ではなく、透かしの下に文字があることには気づいていました。
ここです。
ほらね~!
この「100」の文字は、両面の透かしの下に入っていました。
ポリマー紙幣と言えども偽札は作られているそうですが、この小さな文字を入れるのは、ものすごーく技術が高度で難しい(だからこの文字を確かめれば偽札かどうかすぐわかる!)んだそうですよ!
・・・・・でも、この文字を肉眼で判別するのはものすごーく困難です(;_;)
偽札かどうかチェックするには、虫眼鏡か、マクロ撮影のできるデジカメを持ち歩かないとだめですね~。
えーっと、移民の人はクレジットカード持っている率が低いのではないでしょうか?
なのでキャッシュに頼らざるを得ない→100AU$所持率が高い…
▼黒山羊さん、
ウーン、日本と違ってクレジットカードを作るのは本当にたやすいので、銀行に口座さえあれば移民であろうと学生であろうとワーホリであろうと持っていると思います〜
日本の人もちょっと前までそうでしたが、アジアの人っておしなべてクレジットカードが嫌いというか、信用してなくて使いたがらないような気がします。
久しぶりに100ドルを見せていただき、ありがとうございましたっ!
日本では、財布に1万円が入ってないと落ち着かなかったのに、今では
「10ドルある、よし、安心」になっています。感覚の変化に自分でも
驚いています。
日本の友達が円をドルに替えた時、嬉しそうに「緑」をヒラヒラさせながら
銀行から出てきたので、たしなめましたが(日本でも危ないですけどね)
その周りにいた人達が、すごく集中して見ていたので、ちょっと恐かったです。
▼まんぼうさん、
「すごく集中して見ていた」に大爆笑してしまいました〜
やっぱりオーストラリアの人には、100ドル札って珍しいんですねー!!
私も財布の中には10ドルあったら安心するほうです(笑)
私が始めて100ドル札を見たのは、日本から来た知人に付き合ってカジノへ行って両替した時でした〜
カジノでは100ドル札が飛び交ってましたよ(@_@)
あと、最近気づいたんですがアジアの食材店に行くと、現金で支払っている人は100ドル札を持ってる率高いですね。
見かける度に、いつもビックリしてしまいます。
あの人たちは、オーストラリアに住んでいるようですが銀行やカジノで両替しているんでしょうか?
それともアジア人相手の商売をしていると、100ドル札が普通に流通している(買い物に来ている人もレストランのオーナーかなんかで普通に100ドル札を手に入れている)のかなぁ?<ナゾです。
面白~い!日本のお札では文字とか数字とか探した事があって、「こんな柄に見えるのに、数字(アルファベット)だったとは!」って事はありましたが、Ausのお札もそうなんだぁ。
手元にお札が無いですが(年明け早々寂しすぎる懐*苦笑)、私も見てみます☆
▼りちさん、
日本のお金の文字とか数字が気になります!
どこにあるんですか〜?
お札ですが、私も財布に全く入ってないことがよくあります。
朝突然「今日はドネーション持ってく日だった〜」と言われても小銭すらなくて出せないこともしょっちゅうです。
ムスメの財布の方が、小銭じゃらじゃらでいっぱい入ってるくらいです☆てへ。
へぇ・・・100ドル札があるんですね。知らなかった。あのATMででてくる50ドル札、何とかならないでしょうかね。バスに乗るとき困るんです。
▼ショーさん、100ドル札ですが、カジノに行くとよく出会えますよ(笑)
私が始めて100ドル札を拝んだのは、日本からの知人に連れられてカジノに行った時でした・・・
確かにバスに乗るときには困りますよね〜。
ここのところはgocardしか使っていませんが、うっかり切れていたときには本当に困ります。
たいゆうさんへ
勝手にお答えします。これはウン十年前の情報ですが(笑)
日本のATMは中に紙幣を入れる部分が2箇所あります。
一つは万札一つは千円札です。そうです、5千円札を入れるところが無いんです。
入金は分ける必要が無いためどれでも入ります。
そんな理由で5千円は出てきません。疑問が解決できたとしたらうれしいです。
KYOさん
勝手にお答えしてしまいました。ついつい、昔の血が騒いでしまって・・・(笑)
もし、今は違う理由で5千円札が出てこないとしたら、ごめんなさい。
▼tomoさん、
お答えありがとうございました(^^)そうなんだ〜、日本の機械には5000円札を入れるところがないんですね!
100ドル札を入れるところが無いらしいオーストラリアと似てますね(笑)
へ~、そうなんですねぇ。
私が持ってた紙幣は20年も昔の物だから本当に紙幣だったかと(^^;)
今日のニュースで偽一万円札が使われたって言ってました。
日本もこういうのにしたら偽札が減るのかな?
でもお財布の中に$100紙幣が入ってるとドキドキしますよね。
私も日頃は電子マネーやクレジットカードを多く使うのでお財布の中にそんなに現金入れてないので、万札が2,3枚あるとびびります(^-^)
▼Rooさん、
プラスチック紙幣がオーストラリアで初めて発行されたのは、私がワーホリで初めてオーストラリアに来た年(1988年)でした・・・
でも当時は紙のお札の方が圧倒的に多くて、それから徐々に時間をかけて、全部の紙幣がプラスチックになっていきました。
ニュージーランドのお札がプラスチック製になったのはそのずっと後なので、Rooさんの時にはきっと紙だったと思います〜。
そうですか〜、日本も変わりつつあるんですね!
私、電子マネーを使ったことがありません(T_T)日本では海外のクレジットカードは不可なところも多いので、一時帰省の際には、まだまだ紙のお金を使ってます・・・
ということは、オーストラリアに行くときの両替は50$札どまりにしておいた方がよいってことかな?
偽札はなかなか普通の人には見破られないですよね
先日お財布に旧五千円札と新五千円札が入っていたからきづいたけど、じゃなかったら新か旧かなんて気づかずにいたかも
NZ$を持っているから見てみようかな〜
▼づみさん、
そうですね、50ドル札止まりの方がいいと思います!
お土産屋さんとかレストランなら100ドル札が拒否されることはないと思いますが、小売店では50ドル札でも「お釣りが無い」と言われて全部10ドル札とか5ドル札で帰ってくることも多々ありますよ〜。
↓興奮のあまり 「ホキーポーキー」って書いてますね(汗
ホーキーポーキー です。 日本だと高いですよぉ 1箱1300円しますから…。(涙
400A$ 大金じゃないですか! ホキーポーキーのアイスが何箱買えるんですか!
でも確かにクレジットカード天国ですね。
NZで買い物をして、最後に「現金は必要?」と訊かれた時には
「なに?なにを訊かれているの?」ととても不思議でした。
(答えは、少額現金をクレジットカードで買うのです。ちょっと現金が必要なときに
買い物ついでに現金も買えるのです。もちろん30NZ$は30NZ$なのですが、
下手にATMでキャッシングするより手数料がかからない分お得でした)
あと、ポリマー紙幣 というのですか。プラスチックのお金ですね。
タイ・インドネシアでも見ましたね。 意外と丈夫なんですよね。
もっと簡単に裂けるかと思っていたのです…。
▼黒山羊さん、日本でもホーキーポーキーお買いになるんですか?!
ちなみに本物(ニュージーランド製)のホーキーポーキーは、オーストラリアで買っても高いです〜。高いせいか、あんまりメジャーじゃありません・・・
ブリスベンでは、クレジットカードから現金の引き落としはNGな店が多いと思います。
デビットカード(EFTPOS=エフトポス)からならもちろん出来ますが・・・クレジット(信用)カード、という名前ですが信用が無い人が多いんですかね。(笑)
透かしが「鳥(くじゃくに見えますが何でしょう?)」で可愛らしくって良いですね。
お財布の中に大金が入っていると興奮しますが、無くなるのが早くって悲しくなります・・・・・。
ATMといえば、日本のATMも5千円札の入金はできても、出金では千円札が5枚で出てきます。行員に聞いても判らないと返事をされました。
▼たいゆうさん、
ATMのナゾについてはtomoさんがコメント欄でお答えくださっているので私は鳥の方を・・・
これはくじゃくに見えますが孔雀ではなく、「ライアーバード(Lyrebird:日本語でコトドリ)」という鳥です。
オーストラリア固有種で、100ドル札のほかに、10セント玉にも描いてあります(10セント玉のライアーバードは、100ドル札のとちがってリアルな感じです)。
記事に追加のリンクを入れておきます(^_^)