ロングリーチ駅

この記事は、旧ブログから移動し、一部改変したものです。
コメント欄は閉じています。

ブリスベンからダーウィンまでを長距離列車と車で行った旅のお話の続きです。

スピリット・オブ・ジ・アウトバック号は、
無事終点のロングリーチ(Longreach)に到着しました。
ロングリーチ駅の駅名
ここは海辺から700kmほど奥に入った、クイーンズランド州の内陸部の町です!

・・・って書くとあっという間に到着したようなんですが・・・、

実は、午後1時にはロングリーチに着いているはずが、30分遅れての到着でした(T_T)
スピリット・オブ・ジ・アウトバック号での食事は朝ごはんで終わりで、車内販売も無いしお腹が空いて空いて到着寸前は家族全員無言でした(;_;)
一応ちょっとしたおやつや飲み物は持っていたのですが、すぐに食い尽くしてしまいました。
やっぱり非常食はたんまり持ち込んでおかないとダメですねー。

さて、その、ロングリーチの駅です。
ロングリーチ駅のホーム
サイズもつくりもクイーンズランド州のどこにでもある田舎の駅って感じですが、

スピリット・オブ・ジ・アウトバック号は、
長すぎてホームに入りきれていませんでした・・・
スピリット・オブ・ジ・アウトバック号

乗客はどうやって列車から降りるか?というと、まずは寝台車が駅のホームに停まってドアが開き、全員降りたのを確認してからまた扉が閉まり、列車はゆっくりとホームを進み、座席車がホームに停まって乗客が降りるという順番になっていました。
預けた車が降りてくるのなんてまだまだ先です。
何か食うものは売ってないかとキョロキョロウロウロしてみましたが、駅の中はもちろん、外にも店なんてありませんでした(;O;)

ウロウロしはじめてすぐ目に入った、駅の入り口にあった黒板。
ロングリーチ駅の黒板
右上に書かれた文字が何だかおわかりになられますでしょうか?

・・・それはなんと、時刻表でした~(@_@)
ロングリーチ駅の黒板
この駅に到発着するのは、一週間に二度のスピリット・オブ・ジ・アウトバック号だけ

しかもですね、「ミュージアムに来てね!」とでっかく書かれた下には、

「乗車券の購入は窓口までどうぞ!もし誰も人がいなかったら、ブリスベンの予約オフィスに電話してっ」

って書いてあるんですよ・・・
ブリスベンは、1300km先なのに~!!(笑)

でもまぁ、来るか来ないかわからない客を待つために人を置くよりも、電話代を鉄道会社が払ってブリスベンに電話してもらったほうが会社としてはずっと安上がりなんでしょうね(※書かれていた電話番号は、さすがにフリーダイヤルでしたよ)。

と、いうわけで、「来てね!」と書いてあるのでミュージアムとやらに行ってみました。

看板から、徒歩5秒ほどのところです(笑)
ロングリーチ駅構内のミュージアム
「ミュージアム」と言っても、駅の構内の一部屋を開放した小さなスペースでした。

駅が出来たときからの、古くからのあれこれが展示してあるのですが、
ロングリーチ駅構内の博物館
・・・なんだか怖い・・・(;_;)

ロングリーチ駅構内の博物館のマネキン
お姉さん、べっぴんさんだけど手が無いし・・・

ロングリーチ駅構内の博物館のマネキン
その手は別のところに飾ってあるし・・・・・・

ちなみに手の置いてある先は、家畜の受け渡しに関する書類でした。
ロングリーチは周辺の牧畜業や農産業の拠点ともなっているため、長距離列車が来ていないときにも貨物列車は走っています。

これは、ロングリーチの駅を表から見たところ。
ロングリーチ駅
なかなかステキな駅舎でしょう?

駅前はロータリーになっているのですが、迎えに来た車やツアーバスで結構ごったがえしていたので公道に出ての写真が撮れず、歩道の端ギリギリから撮ってみましたが画面に収め切れませんでしたー。

そうこうしているうちに、預けてあった私たちの車がやっと戻ってきました。
さあ、ごはんごはん!
と、ペコペコのお腹をなだめながら張り切って出発したのですが、コトはそうカンタンに行きませんでした・・・・・(T_T)

・・・続く!

以下は、旧ブログでいただいたコメントと、そのお返事です。

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投稿者:KYO
2010/9/28 19:22
▼こーでねーとさん、

いやホント、なんでこんなディスプレイ?!とビビりました~(笑)

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投稿者:こーでねーと
2010/9/25 20:41
素敵な駅舎ですね~。
でもべっぴんさんの手をペーパーウエイト代わりに使うのはいかがかと…。f^_^;

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投稿者:KYO
2010/9/25 13:11
▼たいゆうさん、

消されても、週に2便なら各自の頭に時刻表が入っていてノープロブレム!なんじゃないでしょうか(笑)
あと、発車時刻も到着時刻も分まで書いてありながら全然当てにならないようなので、「だいたいの時間」がわかればそれでOKなのかなぁ、という気もします。

おじさん・・・イケメンなのに顔色悪すぎですよね。
しかもお腹の部分には、何かパンパンに詰め物がされてメタボ風に加工してありました~。

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投稿者:たいゆう
2010/9/25 10:40
駅舎もホームもとても素適なのに、黒板に書かれただけの時刻表って一体・・・・・。ちいさなイタズラをして消されると言うことも無いのでしょうか??

マネキンおじさんの顔色の悪さが怖いです。

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投稿者:KYO
2010/9/25 9:31
▼づみさん、

えええ!
日本でもそんなことが!(笑)

この町は、後からネタにする予定ですがカンタスやフライングドクター(飛行機で診察に来てくれるお医者さん)の拠点だった場所として有名な町なんです。
だから駅もそれなりに立派なんですね!

ブログの新デザイン、いかがでしょうか~?

http://blue.ap.teacup.com/tjuringa/

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投稿者:KYO
2010/9/25 9:28
▼Rooさん、

そうです、文鎮です^^;
もともと壊れかけて不要になったマネキンをもらってくるか拾ってくるかして使っているんじゃないかな?

ホームの長さはですね・・・
きっと昔のサイズのまま変わってないんだと思います~(昔の列車はこのサイズでおさまってたんでしょうねー)。

http://blue.ap.teacup.com/tjuringa/

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投稿者:Roo
2010/9/24 21:54
手がコワイ~!
文鎮のように使ってあったんですか?

にしても、素敵な駅舎ですが、ホームが長さが足りないってところが何となくオージーって気が(^^;)

http://blue.ap.teacup.com/kiwi/

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投稿者:づみ
2010/9/24 21:42
週に2度しかこない駅なのに立派ですね!
素敵な感じ

前日本でもホームより長い列車に乗ったときはお客さんがホームがある車両まで歩きました
移動してくれるなんて親切ですね

ブログのデザイン変えたんですね

http://sky.ap.teacup.com/dumi/