ブリスベンからダーウィンまでの旅の話の続きです。
今回は、車の移動中たびたびお世話になった、道端の休憩所のお話です。
オーストラリアはご存知のように都市部だけに人口が集中しており、『アウトバック』と呼ばれる内陸部の田舎では『何キロ行っても町が全く無くて人も無い』という地帯がたくさんあります。
アウトバックにある道路はどこもほぼまっすぐで景色も単調なので、運転中ボーっとして事故を起こさないようにところどころにトイレ付きの休憩所が設けてあるんです。
では、このとき停まった休憩場所とその周辺の様子を動画でどうぞ!
ごらんのとおり、360度周りにあるのは空と地面だけ、ほかにはなーんにもありません!
でも、こんな場所にあるトイレもなんとちゃんと水洗で、掃除も行き届いていてとても清潔です(と、いうか、利用する人が少なすぎて汚される機会もあまり多くは無いんでしょうけど。)
ちなみにタンクに入っている水洗トイレ用の水は、最寄の町からタンクローリーに入れて運んでくるそうです(と、いう話は前回のソーラーカーレースの時にもチラッと書きました↓↓↓)。
http://blue.ap.teacup.com/tjuringa/997.html
が、
ここで私がかなりフシギに思うのは、水の入っているタンクに書かれている注意書きです。
危険
この水は、飲用、冷却、洗浄に適しません。
・・・って、
冒頭にも書いたとおり、ここは周りに何も無く、民家からも隔たった場所です。
もし緊急に何か起こった時には、トイレの確保より飲み水の確保の方が大事なんじゃないかと思うんですけど、うーーーーん?(?_?)?
優先順位が激しく間違っているような気がして、とてもフシギです。
利用する人もあまりいない場所では水もいつ補給したものなのかわかりませんから仕方ない?のでしょうか???
ちなみにトイレを流す水だけでなくて手洗いの水も当然このタンクから出てくるものなんですけど、飲んで害のあるような水で手を洗ってもキレイになっているのか?(そもそも手を【洗う】のも【washing】じゃないのか???)と、ここでも激しく疑問を感じました^^;
ところで、この先をさらに行った道沿いには牧場があって、ぽつんと一軒人家があったのですけれど、そこの家の前には大きな文字で、
『ごめんなさい、ここには分けてあげられる飲み水やガソリンはありません!』
と書いてある看板が建っていました。
よっぽど多くの人が切羽詰って水やガソリンをもらいにくるのでしょうかね?
地面はカラカラに乾いていましたが、あちこちに青々とした草がたくましく生えていました。
アウトバックに生えている草は、一見青々として見えても水分がほとんどなくて生きているときからドライフラワーのようなものが多いんだそうです。
ためしにちょっと触ってみたいとも思いましたが、トゲが刺さって痛い目に遭ったりするとイヤなのでやめておきました^^;
・・・続く!
追記:
なんか知らない間にコメントとトラックバックがクローズになってましたっ!
さっき慌てて【許可】に設定しなおしました!!申し訳ありません!(T_T)
飲用・洗浄には適さない水で手は洗えるんですね・・・・・謎です。
▼たいゆうさん、
ホント、謎ですよね(T_T)?
手を洗ったほうがいいのか洗わないほうがいいのかとまどいました(洗いましたけど。笑)
こんにちは。
こういうところにきれいな水洗トイレがあるというのがすごいです。
こんなにも何もなくて、人もすんでいないところなら、特に男性は小用ならトイレなんか使わないような気が・・・。(車は結構通るのでしょうか?)
ぽつんとある牧場に住んでいる方は、勇気があるなあって思いました。
人のいないところに住むのって怖いしさびしい気がするので。
自分の家の周りも真っ暗闇ですよね。
でも、牧場だから、ご家族や働く人が多いのかな・・・などとあれこれ想像しています。
▼バラカさん、
クイーンズランド州では、立ちション(及び座りション?)は罰金刑なんです!
もっとも、ここで小用中に運悪く警察が通りかかる確率はそれほど(というか全くというか)高くないと思いますが・・・(笑)
車はほとんど通りません。
対向車も、30分に一度すれ違うかすれ違わないか?ってくらいでした。
実は私、ずいぶん昔から『ぽつんとある牧場』のような、周りに人がいないところに住むのにあこがれています!
・・・でもどうなんですかね?ひ弱な私なので、実際に住んだら怖いしさびしいって思ってまたすぐ引っ越したくなっちゃうのかなぁ???
うわぁぁぁ。。。
ほんとに何もないんですねぇ。
準備万端で出発しなければ死活問題ですね。
出かけるときは準備万端で出発したいんですが、いつもギリギリな感じでバタバタしちゃう方です。
「カードさえあれば何とかなるさ」「パスポートさえあれば何とかなるさ」
と、腹を括ってしまいます。
でも、ここではそんなの通りませんね。
安心して水を飲める幸せをかみしめなければ。
▼tomoさん、
私も『カードとパスポートさえあれば何とかなるさ!』とハラをくくるタイプです(笑)
でも、そうですねぇ、アウトバックでは、もし現金をたくさん持っていたとしてもどうにもならないことがあるかもしれないですねー。
日本でも、このトイレの水は飲料にはできません、って
書いてあったとこありました。
でも、その一軒しかない民家の方の気持ち、分かります。
うちの前の私道、引き込み道路みたいになってて、よく
色んな人がちょっとだけって感じで車を停めるんです。
そうするとうちの車は出れないんです。
なので、クラクション鳴らして動かして貰わないといけ
ないんですが、中にはすごく面倒くさそうに厭味ったらしく
動かす人もいて・・・。
こっちだって好きでクラクション鳴らす訳ではないし、大体
私道に停めてるその人達の方が悪いのに、っていつも思い
ます。
▼Rooさん、
Rooさんのブログにコメント残そうとしたら、今日のAutoPageは大規模メンテナンス中のせいか、画像認証用の画像が表示されなくてコメントできませんでした(悲)
明日またお邪魔します〜
私道に停められちゃうなんて困っちゃいますね。
お気持ちお察しいたします・・・
そういえば、以前日本でもトイレの手洗いの水道は飲めないものもあると聞いてました
蛇口に印があるそうで
でも今は多分飲めるのかもね
折半詰まって水やガソリン欲しい方はいらっしゃるでしょうね
どうするのかな…
▼づみさん、
日本の公衆トイレって、その昔は手を洗うところじゃなくてトイレの本体そのものに『この水は飲めません』って書いてあることがよくありましたよね。
子どもの頃、『こんな水は飲みません』と心の中で突っ込みを入れていたのを思い出しました・・・
確かリサイクルの水を使ってるんでしたよね。
切羽詰って欲しい方には、さすがに分けるんじゃないかと思うんですがどうなんですかね〜
気楽に『分けて!』って言ってくる人だけを排除したいんじゃないかな?と思うんですけど・・・
それとも警察なり救助隊なりに連絡してあげるのかな?
今思いつきましたが、逆にそこでお店を開いて、水やガソリンは足元を見るような高値でふっかけるといいですね(笑)
はぁぁ…。こういう所なら カンガルーバンパー が有っても仕方ないと思います。
▼黒山羊さん、
初めてソーラーカーレースに伴走車として我が家の車が参加したときは、カンガルーバンパーはついていませんでした。
でもそれで怖い思いを何度もしたそうで、二度目の参加の時には取り付けました。
幸いそれが役に立つようなことは発生しなかったんですけど・・・
カンガルーバンパーは、アウトバックでは結構重要なんです。