この記事は、旧ブログから移動し、一部改変したものです。
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ブリスベン市内には、残念ながら泳いだりくつろいだり出来るようなビーチはありませんが、海に面している地区はいくつかあります。
そのうちの二つ、ウィナム(Wynnum)とマンリー(Manly)に行って参りました。
そして、潮風に吹かれながら、こんなものをいただきました。
左は何度かブログのネタにもしたことがあるジンジャービア(ginger beer-ジンジャービール:しょうが入りの甘い発泡飲料で、アルコールは無し)ですが、さて右にあるのは何でしょうか?
(答えは後ほど!)
これがウィナムの海です。
ごらんのとおりのゴツゴツの海岸ですが、娘は大喜びで貝殻なんぞを拾っておりました。
で、このような状態の海辺では泳げないため、海の真横に水遊び場がありました。
でもブリスベンはもう秋なので、誰も泳いでいません。
・・・と、言いたいところですがここはオーストラリアなので(笑)、端っこでは水着を着たガキんちょたちが、きゃあきゃあ言いながら水遊びを楽しんでおりました。
娘とオットが海辺を散策している間は私は寒くて日向で震えていたのですが、それを見てさらに寒くなりました(T-T)
さて、
ウィナムからマンリーまではエスプラネード(海辺の遊歩道)が続いていますが、私たちは車でサッとマンリーまで向かいました。
マンリーの遊歩道にあった、モートン湾(ブリスベンに接する海)沿いに住む動物たちについての説明ボード。
そこでビックリ、
ブリスベン沖には、ジュゴンがいるんですって(@_@)!!!
私が激しく驚いていると、娘が自分のことのように
「知らなかったの?ブリスベンなんだからアタリマエでしょ」
と自慢げに申しておりましたが、私としたことが、イルカとかクジラとかウミガメがいるのは知っていましたが、ジュゴンは本当にその時までまったく存じませんでした~。
後から検索してみたら、運がよければ群れに遭遇することもあるんだそうですよ!!
ただ、モートン湾ではこのところ水質の悪化による影響が、ジュゴンだけでなく数々の野生動物に対して懸念されているそうです。
動物が生きにくい世の中は人間も住みにくい世の中だと思うので、いつまでもジュゴンが住んでいる海であってくれるといいなと思います。
話は【マンリー】に戻ります。
オーストラリアで「海辺のマンリー」と言ったらシドニーにある超高級住宅街を思い出される方も多いのではないかと思うのですが、ブリスベンのマンリーも(シドニーほどではないにしても)お金持ちの多く住むオシャレな地域です。
船着場には、たくさんの船が並んでいました。
画面を右から左に駆け抜けていくおっちゃんが、なんだかwiiスポーツの画面の様ですが・・・(笑)
高級そうなヨットもたくさんありましたが、庶民的な漁船のような船もいっぱい並んでいました。
ブリスベンでは「船を持っている=お金持ち」というわけでもなく、割と普通の趣味の範疇というか、極々普通の人でも所有してたりします。
ちなみに本当のお金持ちは海辺に別荘を買い、家の裏庭からそのまま海に行けるようにしている人が多いです。
で、庶民の中の庶民の私たちは、ジェッティ(船乗り場)のキオスクで海を眺めつつお茶にすることにしました。
画面の左に写っているのがジェッティの上のキオスクです。
ここでは、観光船への受付もしていました。
このジェッティから、ブリスベン沖にある「セント・ヘレナ島」への船が出ています。
昼間出る船のほかに、夜出発の「幽霊を見に行くツアー」なんてのもありました。
セント・ヘレナ島は、かつて言うことを聞かない凶悪犯や政府に楯突く政治犯が送られた囚人島で、監獄の跡が残っているそうです。
現在では島全体が公園となっており、ブリスベンでは、小学校や中学校の遠足やキャンプの定番先となっています。
実は私、セント・ヘレナ島へはまだ行ったことがありません。
オーストラリアに来たばかりのころに通っていた移民のための英語学校でセント・ヘレナ島の遠足の企画があったのですが、そのときは娘を懐妊中で予定よりも三週間も早かった出産と重なってしまい、行けませんでした。
行ってみたいです~。
で、キオスクの中のカフェです。
下(足の前)にはガラスが張ってあります。
が、上の部分は、写真では網があるように写っちゃってますがこの網は向こうの景色(ヨットに乗る人が渡るための橋)で、テーブルの先は数センチ囲ってあるだけで何もありません(><)
浮かれた子どもはいすに立ち上がって覗き込んだ拍子に落ちるんではないか?と心配になってしまうような、しっぽの先がムズムズするような作りです。
床も、こんなです。
おわかりになられますでしょうか?
下はそのまま海です!
でも、一応落としたものがひっかかるように網が張ってありました。
魚がウヨウヨいて、娘が座っていた席の下に集中して集まっていました。
どうやら魚は、「ドタバタと頭上が騒がしくなったら、ウマいものが下にいろいろ落ちてくる」というのがわかっているようでした(笑)
で、冒頭のコレですが・・・
冷蔵庫の中にあるのを見つけて、なんじゃこりゃと手に取ったらお姉さんが「美味しいわよ!」というので買ってみました。
・・・・・だまされました。orz
てか、お姉さんには本当に美味しく感じられるんでしょうが、私の口にはまったく合いませんでした。(T_T)
実は、飲んだ瞬間に思い出しましたが、ワーホリで滞在していたかれこれ20年以上も前に一度飲んだことがあったんです。
このビンには「Sarsaparilla(日本名では、サルサパリラ、またはサーサパリラというそうです)」と書いてありましたが、昔飲んだそれは「ルートビア(root beer)」という名前の、ハーブというか漢方というか、身体に良い植物の根っこの成分を溶かし込んだ発泡系清涼飲料水でした。
と、いうわけで『サルサパリラ』は、その名前のとおりサルサパリラという植物の根と、ショウガやリコリスで作ったハーブ飲料だそうです。
ちなみにリコリスについては以前もブログのネタにしたことがありますが、漢方では「甘草(カンゾウ)」呼ばれる、甘くて独特の香りのある植物です。
オーストラリアの子どもたちが大好きな「リコリッシュ(licorice)」という名のグミ系駄菓子の味がお好きな方なら、サルサパリラ(飲み物)も美味しく楽しんでいただけると思うのですが・・・・・・。
というネタを書くにあたり検索してみたら、植物のサルサパリラは香港の亀苓膏(亀ゼリー)やドクター・ペッパーにも原料として使われてるんだそうですよ。
あれーおかしいなあ、どちらも好きな味なんですけど・・・^^;
もしかしたら、手を加えてない状態の「サルサパリラ(植物)」だったら、私の好きな味なのかもしれません。
「リコリス(乾燥した状態の植物)」の味は好きなのに、「リコリッシュ(菓子になったもの)」はどうしても食べられないのを彷彿とさせる出来事でした。
リコリッシュ(菓子)もサルサパリラ(飲み物)も、何をどうやったらあんな味になるんでしょうか~。
んでもって、
ジンジャービアにもサルサパリラにもアルコールは入ってないんですけど、正直に言うなら「ビールが飲みたかった」です・・・
海辺ではやっぱり「冷たいビール」ですよね。
だけど冷たいビールを飲みたくなるような気温でなかったのがチト残念でした(※と、いうかその前にここではアルコールの入った飲み物を販売していませんでしたが、笑)。
以下は、旧ブログでいただいたコメントと、そのお返事です。
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投稿者:KYO
2010/5/21 19:18
▼ハナ★バナナさん、
あれっ、ハナ★バナナさん、以前北の方にお住まいでなかったでしたっけ…?
私は南ベースなので、北は未踏の地(笑)が多いんですが…。
ルートビア、話の種にぜひ一度お味見ください(><)
もしかしたら、お連れ合い様はお好きな味かも…?
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投稿者:ハナ★バナナ
2010/5/20 22:21
うわ~~、解放感いっぱいな感じの写真~~
最近、リフレッシュ!!なことしてないので、
私もそんなスカーーーとしたところで、のんびりしてみたいです。
その飲み物、スーパーで見かけたことあります。
で、ふつうのジンジャビアとどっちにしようか、棚の前でしばらく迷っていました。
で、冒険するのはやめて普通のやつにしましたが、改めて、それは正解だったと確認いたしました・・
http://happy.ap.teacup.com/motty/
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投稿者:KYO
2010/5/18 19:21
▼こーでねーとさん、
をを!(^^)!
ではでは、ぜひブリスベンにいらしてくださーい!!
ジュゴンと一緒に泳げるかも?!しれませんよー!
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投稿者:KYO
2010/5/18 19:20
▼Rooさん、
オーストラリアがベジマイトで、ニュージーランドがマーマイト、ですね(^^)
じ、実は私は、ベジマイトは平気です(笑)
ルートビールも、慣れたら病み付きになるんでしょうか(T_T)?
子どもたちって変なにおい好きなんですかね^^;?
そういえば、アメリカ製のお菓子に「おなら味」とか「ハナクソ味」ってのがあるんです(ハリー・ポッターのアレです(><))
オーストラリアにも進出していて、割と人気だとかなんとか・・・
どんな味なのかは、私には試す勇気がありません(T_T)
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投稿者:Roo
2010/5/15 0:02
お~root beerね(^0^)
私は試した事がないですが、マズイ、という話は聞きました。
マーマイトと一緒(^^;)
NZはベジマイトだったかな?
マズイという話を聞いたから一度も食べてないです。
にしても、下は海水っていうのもなかなか楽しいですね~。
うちの息子はキケンキケンだわ。
鎖付けて行かなきゃ。
リコリスは、匂い付きシールでリコリッシュってあったんですが、変な甘い匂いで私は嫌いでしたが、子供達「変な匂い~!」と言いながらも喜んで貰ってました。
http://blue.ap.teacup.com/kiwi/
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投稿者:こーでねーと
2010/5/14 23:06
ジュゴンが見れるんですか!!!
羨ましい~。
一緒に泳いで見たいわぁ~と思っているこーでです。
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投稿者:KYO
2010/5/14 18:45
▼ともさん、
わぁっ、ジュゴンを探すツアーなんていうのがあるんですか!!
私、モートン島は泊りがけで3度も行ったのに、全然存じませんでした・・・(涙)
そういえば、モートン島も最後に行ったのはかれこれ7年くらい前です。
また行きたいなぁ~。
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投稿者:KYO
2010/5/14 18:43
▼虹のパパ黒山羊さん、
たくさんコメントありがとうございます(笑)
黒松沙士、ブリスベンでもしょっちゅう見かけますが飲んだことはなく…
ルートビールだと知った今は、ますます遠のきそうです(T_T)
谷津干潟ってどこにあるんだろー?と検索してしまいました<黒山羊さんちのご近所でしたか…(千葉の地理、疎いんです(T_T))
都心に近い、こんなところにラムサール条約登録地があったんですね<存じませんでした!!
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投稿者:KYO
2010/5/14 18:39
▼おやびんさん、
甘い飲み物、多いですよね!
ブリスベンでも、冷たい飲み物で甘みナシ、というのを扱っているのはコーヒー専門店の極々一部くらいでなかなか無いような気がします…
でも、日本でも缶入り飲料とかだと「無糖」が出たのはずいぶん最近かも?
イチゴは大好きでストロベリー味が苦手って、通なんですね~!
実は娘もそうなんです!
一番好きなのは生のイチゴです(笑)
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投稿者:KYO
2010/5/14 18:36
▼づみさん、
ルートビアは、日本でも沖縄で飲まれているそうですよ~。
日本で作られているのは日本人好みの味なのかな?と気になります(それともやっぱり同じ味なんでしょうか…)。
漢方といえども「薬」ですから副作用がまったく無いということはありえないですよね。
それはどのハーブでも同じことだと思います。
猛毒を持つ植物も多いですしね。
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投稿者:KYO
2010/5/14 18:34
▼たいゆうさん、
国防ですか・・・
基地は、いっそ東京沖に作ればいいんですよね!
沖縄には、建設してほしくないです。
・・・と、無責任な発言をしてみます。
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投稿者:たいゆう
2010/5/14 16:14
沖縄でジュゴンが確認できる海に今まさに基地が建設されるか否か・・・・・ですよね。美しい珊瑚礁とジュゴン・・・・・沖縄の皆さんの穏やかな暮らし。国防の問題と。八方塞ですね。
沖縄返還に伴う本を読んでいます、今。
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投稿者:づみ
2010/5/14 14:21
ジュゴンがいるんですか~
いいな~
いつまでもジュゴンがいる海でいて欲しいですよね
ルートビア、昔聞いたことあるような、ないような
甘草はよく肝臓などの薬に使われていていますよね
でも副作用があり、大量に飲んではいけない漢方薬なんですよね
漢方薬の副作用として一時注目を浴びたことがあります
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投稿者:虹のパパ黒山羊
2010/5/14 12:47
っと、黒松沙士 ってルートビアそのものですね
>>http://homepage1.nifty.com/fumo/root.html
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投稿者:おやびん
2010/5/14 12:44
ジュゴンがいるんですか~~
群れを見てみたいです♪
サルサパリラ・・・飲んでみたいような・・・飲んでみたくないような・・・複雑な心境ですf^^;
でも、韓国でもそうでしたが、海外は甘い飲み物が多い気がしますが気のせいでしょうか?
韓国でブラックコーヒーが飲めなかったのがとっても寂しかったですf^^;
探せなかったのかもしれませんが・・・笑
私も果物のイチゴは大好きですが、ストロベリー味になっているアイスやチョコやアメなどが苦手なんですf^^;
あと、甘栗も好きですが、モンブランは苦手だしf^^;
素材の味と違いすぎる気がするんですよね~~笑
http://happy.ap.teacup.com/oyabin/
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投稿者:虹のパパ黒山羊
2010/5/14 12:43
もうひとつ ルートビア と 台湾の黒松沙士 は似ているってのもありましたね。
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投稿者:虹のパパ黒山羊
2010/5/14 12:39
はい、モートン湾ですね。千葉の谷津干潟とラムサール条約仲間です。(^o^)/
谷津干潟の観察センターを訪れたときに「93年に同時にラムサール条約に認定された」という事で、姉妹干潟(?)の様ですね。
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で、ルートビアとはなんと懐かしい名前を…。
「ルートビアとベジマイトはオセアニアの○×▲※…」ってのを思い出しましただよ。
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投稿者:とも
2010/5/14 12:26
モートン湾いいですね。
2年前ブリスベンを訪れた際に、モートン島へ行きました。
ブリスベン市内から川を下ってモートン湾に近づくにつれて水が変わっていくのが鮮明に分かりました。ブリスベンのすぐそばにこんなきれいなところが合ったとは。。。
モートン島ではジュゴンを探すツアーに参加し、間近でジュゴンとかイルカをみましたよ。
娘は喜んでました。
イルカにも餌付けできたし、一日ツアーとしては最高でしたよ。