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Not Alone 

娘の小学校卒業までのカウントダウンと、それに伴う学年末の目白押しの行事、まだ続いています。
娘はクワイヤ(Choir=合唱団)とジャズバンドとミュージック・エクステンション(放課後行われる音楽クラブみたいなもの)を掛け持ちしており、どれもこれも行事があれば駆り出されるので大忙しです。
ちなみにブリスベンの学校にはたいていどこにでもオーケストラの楽団がありますが、それに入るには低学年の頃から志望しなくてはならず、高学年に足を踏み入れてから音楽に目覚めた(?笑)娘はそれには所属していません。

それぞれのグループは、行事で演奏したりする以外に、いっちょ前に毎年コンサートを開きます。
一部はなんと有料です。
入場料はもちろん学校への寄付になるのだけれども、「お金を払って聴かされるのがコレか・・・orz」と脱力する場面も多々あり、低学年の演奏などはちょっとした拷問です^^;
音楽には疎い私でさえ酔ってしまいそうな音程が延々と続き、音楽の先生ってすっごく許容範囲が広いんだなぁと毎年感心しています。

でも、今年は自分の子どもが参加する演奏を聞くのは「最後」なんだと思ったら、なかなか感慨深いものがありました。
ちっこい楽団の音程外しっぱなしの演奏も、「娘もかつてはこんなに小さかったのに…」と思ったら、聴いているうちになんだか泣きたくなってしまいました(T_T)
子どもらが少しづつでもちゃんと成長していること、本当にありがたく思います。

さて、

今年の音楽コンサートの〆の全員での合唱曲には、独唱で唄う部分がありました。
娘は立候補してオーディション(笑)を受け、その栄誉を勝ち取りました。
あんなに引っ込み思案でいつも泣きそうな困った顔をしていた娘が、成長したもんです(と、書きながらまたなんだか泣きたくなってきてしまいました(T_T)ううう)。

唄ったのは、「Not Alone (Black Saturday) 」という歌です。
もともとは、2009年2月にビクトリア州で多数の死傷者を出した「Black Saturday(暗黒の土曜日)」と呼ばれるブッシュ・ファイヤー(山火事)の被害者のための歌でしたが、その後、各地で自然災害が起こるたびに応援ソングとして唄われていました。
私の大好きな歌です。

では、お耳汚しですが音声でどうぞー。
娘は、一番(冒頭)の独唱部分を歌っています(※携帯では表示されないみたいです。ゴメンナサイ(><))。



歌詞は、下記のリンクにあります。

http://www.vosa.org/includes/attach/701-20090417091235.pdf

拙いですが、日本語に訳してみました。
—————————-

ここは、うねる高原や手付かずの自然が広がる色とりどりの広大な大地

都市の景観、肥沃なフィールド、緑豊かな湿潤熱帯、放牧地

雪をかぶった山々、海辺の町、赤い塵の砂漠、すべてを兼ね備えた場所です

助けが必要なあなたは、近所に住む人かもしれないし、遠い田舎に住む人かもしれません

あなたが例え誰でも、どこに住んでいても、あなたがいるところにオーストラリアのみんながいます


風と洪水がやって来て、血のような赤い空から火の粉が降ってくる

大地が埃になっても、すべてが失われても、ひとりではないことを知っていてください



この国の多くの季節の中で、私たちが理解するときがあります

夏の嵐が内陸を海洋に変え、サイクロンの風が大地を吹き飛ばします

永久に照りつける太陽は山火事を起こし、煙が真昼を真っ暗な夜にします

壁は崩れるかもしれないけれど、オーストラリアの仲間であることの精神は決して崩れません

あなたを助ける人はすぐそばにいます、オーストラリアはみんなで力を合わせます


風と洪水がやって来て、血のような赤い空から火の粉が降ってくる

大地が埃になっても、すべてが失われても、ひとりではないことを知っていてください


風と洪水がやって来て、血のような赤い空から火の粉が降ってくる

大地が埃になっても、すべてが失われても、ひとりではないことを知っていてください

すべてが失われても、あなたはひとりではありません


—————————

今年は世界中あちこちで未だに自然災害が多く発生しています。
オーストラリアでは、1月のしょっぱなからクイーンズランド各地で大洪水が発生し、ブリスベンも被害を受けました。
今年のブリスベンの夏は、去年のような大洪水は無いだろうといわれているものの、もしかしたらストーム(大嵐)の当たり年かもしれない、という不気味な予報が出ています。

ブリスベンの街の中心部辺りでは洪水の爪あとはもうあまりはっきりとは見て取れませんが、もうすぐ1年が経とうとしている今でも、我が家の近辺ではまだ再建中の家々が多くあります。
川沿いの公園も閉鎖したままです(それでも、着実に工事が進められ、徐々に復興してきてはいますが)。

先週末は、日本で竜巻に拠る被害が出たというニュースを見かけて驚いたりしました。
日本を含めて、世界中で今も傷跡が癒えない地域も多いですね。
いったいどうなってしまったんでしょうか?


あれこれ考え始めるとなんだか呆然としてきてしまいますが、それでも、人間の持つ底力を信じたいなぁ。と思う日々です。

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コメント:4

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KYO 11-11-28 (月) 13:58

▼ちろこさん、

聞いてくださってありがとうございますm(__)m

私たちも「自然の一部」ということ、私はしょっちゅう忘れてしまいます…
「慈しみあって」っていい言葉ですね。
今年は辛いことも多かったですけど、その分、多くの素敵な人と出会うことができました。
ちろこさんもそのうちのお一人です!(^^)!

ちろこ 11-11-25 (金) 17:58

KYOさん、とても優しい歌をご紹介くださってありがとうございます。
歌詞も音もお嬢さんの声も全てが優しくて、暖かくて、私たちを包み込んでくれるように感じました。あまりに心地よくて何度も聴いてしまいました。
私たちも自然の一部なのだと自覚して、そうやって互いを支え合って慈しみあって生きて行きたいですね。
それにしてもお嬢さんってば、英語も歌も上手!

KYO 11-11-23 (水) 19:21

▼Rooさん、

地球が怒ってる、ですか・・・

確かに災害のことばかり考えて暮らしてもだめですね。
備えるだけ備えたら、あとは前向きにならなくては…。

Roo 11-11-22 (火) 0:56

そうですね。
東日本大震災を予言したと言われている方のブログには
地球が、今までずっと人間が好き勝手やってきた事に
怒っているんだ、みたいな事が書いてありました。
だから、まだ遅くないから皆で地球を大事にしまょうって。

冷害にハリケーン、大雨とこれから先、まだ落ち着かない
要素が沢山あるでしょうって。

でも、いつ来るか分らない災害の事ばかり考えて暮らす
のではなく、今、自分が生かされている事に感謝して
毎日を送って下さい、みたいな事が書いてありました。

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