クイーンズランド・パフォーミング・アート・センター(Queensland Performing Arts Centre )、通称QPACへ行って参りました~
舞台の上のわたくし。(どこにいるか、おわかりになりますでしょうか?笑)
これはQPACを外からみたところ。
QPACとは、その名のとおり舞台芸術を公演するための施設です。
4つの会場に別れていて、演劇、演奏会、バレエ、オペラ、ミュージカルなどのパフォーマンスが行えるようになっています。
で、
いったい何をしにいったか?というと、娘の通う学校でこの1年の間に活躍した人への受賞式典がQPACであって、そのオープニングでの合唱の伴奏を、娘が先生と一緒にハープで弾くことになったんです。
それで、楽器を届けるため、初めて裏側に潜入wしてきました!!
これがステージドア(楽屋入り口)に入るためのパスです。
画像処理しましたが、実物は学校名などが細かく書いてあります。
チェックを受けた後入り口をくぐると、まず最初に食堂がありました。
この日は使われていませんでしたが、お酒を飲むスペースもありました。
食堂から先のドアには、『ここから先、進入禁止』のサインが…。
この日は学校で使っていただけなので最初に入り口でパスを見せたらそれで全てOKでしたが、著名なパフォーマーが来た時は当然セキュリティも厳しくなるらしいです。
進入禁止サインのあるドアをくぐると、そこは楽屋ゾーンです。
これまでにQPACで公演を行った有名人の写真が、ずらりと張り出してありました。
この日はすべて開放されていましたが、廊下を細かく区切るためのドアがあちこちに取り付けてあります。
で、
観客として何度か入ったこともあるステージ側も広いんですが、楽屋はもっと、とてつもなく広かったんです!
一応あちこちに地図が貼ってありまして、
番号を探していけば目当ての場所に出られるようになっているんですが、
何層もあったりして、
あっという間に迷子状態に(-_-;)
一般の生活でも道を覚えられない私は、いやもうホントどうしようかと思いました(;_;)
楽屋裏ってのは、どこも迷路みたいになっているもんなんでしょうか?
QPACが初めてというパフォーマーもいっぱいおられるわけですよね。
公演の緊張感だって半端無いんじゃないかと思うんですが、緊張して道がわからなくなるなんてことはないのでしょうか・・・
まぁ、そんなことにならないようにリハーサルがあったりマネージャーがいたりするんでしょうけど、ホントすごいなぁ。
控え室内は、こんな感じ。
廊下も階段も全てそうでしたが、表の華やかさに比べると、超質素です。
…って、よくわからない写真ですいません(;_;)
実は演奏者でもないのに舞い上がっていて、後で見たらろくでもない写真ばっかりがカメラに写っていましたorz
舞台音響とか照明とかの裏側の機材や、グランドピアノが6台も収納してある倉庫(!)などなどたくさん写したはずだったんですが、ことごとくぶれてましたorz
次回、ということがもしあったら、精進したいと思います。(T_T)
ちなみに控え室は、一つ一つの部屋にシャワーもトイレも完備だそうです(娘談。私は見てません、残念!)
控え室のタイプもいろいろあって、当然のことながら合唱団とかの大人数用の広いものもありました。
さて、今回の会場です。
これは、客席から舞台側を見たところ。
今回会場となったのは、コンサート用ホールでした。
パイプオルガンがあり、ステージの奥と左右には合唱団用の雛壇が設置してあります。
会場が広すぎて後ろの席からは舞台上にいる人の顔が全くわからないので、今回は、カメラで撮ってスクリーンに映す仕組みになっていました。
冒頭の写真と、上の写真の真ん中辺りでQPACと映し出されているのがそのスクリーンです。
会場の壁。
下のほうは、バルコニー席になっています(が、今回は撮影スタッフが座っていました)。
そしてこれ。
じゃじゃじゃじゃじゃーん!
ステージ上から観客席を見た景色です!
あまり目にする機会が無い景色なので、興奮してしまいました(#^.^#)
興奮したまま、天井から観客席にかけて、長写真も撮ってしまいました(笑)
これを撮ったのはリハーサル前でスタッフの方々しかおらず、照明の調節で天井に人の影が動いていました。
天井から見る景色はどんなでしょうねー。
見てみたいなーーー。
そして今回、ななななんと、リハーサルが始まる前には、娘のお師匠様である紗葉先生と、お連れ合い様であるセバスチャン・リップマン先生による演奏を独り占め(正確には、オットもいたので二人占め)してしまいました~!
QPACはセバスチャン先生の仕事場でもあるグリフィス大学クイーンズランド音楽院の隣にあり、様子を見に来てくださっていたんです。
※お二人についてはこちらのページをご参照ください。
The Lipman Harp Duo
観客席ではなく、ステージ上で斜め後ろから演奏を拝聴するなんてことは、一生に一度あるかないかの体験だと思います。(笑)
いろいろと驚き満載の一日でした。
では、紗葉先生と娘の伴奏による合唱曲をお聴きください(#^.^#)
I Am His Child : Moses Hogan
※携帯やスマホ、一部のOSでは再生できません。ごめんなさい(T_T)
・・・と、いうわけで、娘のハイスクール一年目(※日本の中学一年生に相当)はあっという間に終わりました。
思いもかけず、2012年のミュージック・アワードなぞというものもいただき、娘本人も楽しい日々だったようで、何よりです。
明日からは2ヶ月近くの、長い長ーい夏休みです!(^^)!
■■■ おまけの写真。■■■
楽屋の食堂のご飯。
私が注文したビーフシチューと、オットが注文したチャーシュー定食。
オットはダイエット続行中なのでせっかくの定食なのにライス無しで注文しましたw
どちらも10ドルでした。
ボリュームに対する価格はブリスベンにしてはリーズナブルでしたが、お味は正直いまひとつだったなぁ。
QPACの周りのあちこちで咲いていた黄色い花の木。
花が落ちて、木の下が、黄色い影になっています。
ブリスベンのこの時期にあちこちで見る花ですが、なんという名前でしょうか?(調べたのですが、よくわかりませんでした(><))
ちなみにこの直後にブリスベンには激しいストームがやってきて、花はほとんど散ってしまいました。
こんにちは。
立派な大舞台でのコンサート体験、すばらしいですね。
舞台から観た観客席もすごい!!
合唱曲、とても美しくて優しい音色で癒されました。
大きな拍手が起こるまでは、し~んとして聞き惚れている様子が伝わってくるようでした。
ミュージック・アワード受賞、おめでとうございます★いいしめくくりで気分よく夏休みを満喫中でしょうか?
▼バラカさん、
音声も聞いてくださったんですね(#^.^#)ありがとうございますー!
ブリスベンでの音声を、日本経由でタンザニアまで届いたと思うと、とても不思議な気分です。
夏休みですが、雨が多くて、娘はずっと家でハープの練習をしています(笑)
あっという間に夏休みも折り返し点となってしまいました…
娘さん、すごぉおおおお~~~い♪♪
会場の写真を見るだけで、めちゃくちゃ音響が良さそうなのがわかりますぅ~~
ここまで広い会場はなかなか近くにはありませんが
ステージからの写真を見ると、吹奏楽を演奏した懐かしい記憶がよみがえります
お客様がいっぱいでシーーーンとした中での緊張感
指揮者が指揮棒をあげた時のメンバーの集中力
演奏が開始されるまでのあの緊張感は今でも忘れられません
いつか、自分のコンサートでハープを演奏できますように♪♪
▼おやびんさん、
わー、いいですねー!(^^)!
私は舞台には上がったことはありませんが、放送部員として、照明や緞帳を含む裏方で作業していたので、舞台の裏側も興味津々でしたー!
意味も無くワクワクしてしまいました(笑)
いつかおやびんさんにも、娘の演奏を聴いていただける日がきますように…
…の前に、おやびんさんの生歌声を早く聴いてみたいです~。
QPAC懐かしいです。
留学時代によくミュージカルを観に行っていました。すごく広いイメージがあります。(コーラスラインを最後列で観たからか。)
うちの娘もピアノの発表会に出てますが、こんな広いところだと固まってしまいそうです。
▼ともさん、
わー、そうですか、ミュージカルを観に行かれたんですね!
私は芸術とはあんまり縁が無くて、QPACは全部合わせても5本の指で足りてしまうほどしか行ったことが無く…^^;
ピアノの発表会は一人でしょうから、緊張しますよねー。
娘も一番緊張するのは自分の発表会みたいですよ。
娘以上に親の私も緊張しますが…(笑)
素敵なホールですねぇ。
こんなところで演奏なんて、私なら緊張して間違ってばかりです。
ご飯、写真で見ると美味しそうなんですけど(^^;)
裏側潜入ってワクワクしますよね。
▼Rooさん、
ご飯は、実物もとても美味しそうでした(だからなおさら、実際の味とのギャップが…^_^;)
裏側潜入、本当にワクワクでした~
また行きたいなぁ(笑)
なんかすごい〜。
演奏することもすごい〜。
すごいしか言葉が見つかりません。
こんなステージで演奏したら気絶するくらい緊張しそうです。
娘さん、すごい〜。
▼づみさん、
ありがとうございます(#^.^#)娘、がんばりました!
実は、ハープをやりたいと言い出したきっかけが、QPACで行われた先生ご夫妻のコンサートを見に行ったことだったんです。
その時から、QPACで先生と競演することは娘の夢のひとつでした。
なので今回、夢が叶ってよかったね!と言ってみたら、まだ全然叶ってない、今回のは頼まれて弾いただけで、全然自分のコンサートじゃないもん…と申しておりました~^_^;
夢はまず抱かないと叶わないので、いつか叶うといいです(笑)